› サイレント・ドライブ › 2011年08月14日

2011年08月14日

大盤振る舞い?!

経産省が工場新設に補助へ、高付加価値品が対象-空洞化対策、総額1000億円超!


まだヘッドライン状態なので経産省のHPにもありませんが、かなりの大盤振る舞いですね。『新制度では、(1)国内の1~2カ所の事業所でしか生産されていない部品の工場を、離れた地域に造る(2)ハイテク製品など、人件費が高い国内で生産しても採算が見込めるほど付加価値が高い商品を製造、開発する―場合に補助する。』とのことです。例えば工場進出に補助を出してくれる自治体に進出すると補助金の額はいかほどに?

『経済産業省は13日、東日本大震災や円高などで産業の空洞化が進むのを防ぐため、国内に工場や研究所を新設する企業への補助制度を創設する方針を固めた。付加価値の高い製品が対象で、大企業には工場などの建設費用の3分の1以内、中小企業には2分の1以内を補助する。補助の上限額は1件当たり100億円超の見込み。2011年度第3次補正予算案に、総額で1000億円以上を計上する方向で財務省と調整している。』

例えば進出に10億円かかるとして、中小企業には半額なのでまずは5億円。10円億規模として進出先で2億円程度の補助金がありそうです。その他雇用関係の補助金を活用すれば・・全部でなんぼや?とはいえ、1件100億円超となると普通の中小企業には難しい気もしますね。しかし、ん十億円規模の工場ならありそうですが・・・ただその半分を出せるところがあるのか?結局は大メーカー向けのような気もしますが、そういうことに進出しようとするところへ投資する場合、投資以上に資産が増えるわけですね。

とはいえ、ほとんどお金の無い状況ではどの制度も使えないのですが、例えばEV製造のため特別なモーターの生産をするというパターンで投資をいただけたら・・・

他にはないこんなモーター。

  


Posted by 神前あそん at 19:30Comments(0)雑記雑感

2011年08月14日

EVプロトタイプ

国内では0から車両を作り上げるのは大変なことで、BUBUの歩みでもわかります。


新車EVの発売を目指していくつかの企業が立ち上がっています。トミーカイラZZをEVとしてよみがえらそうとしている京都大学発ベンチャーのグリーンロードモータース、同じくナノオプトニクス・エナジー社、シムドライブと東京R&Dの合弁会社stEVeなどなど、他にも多くの事業が立上段階にあります。これらの企業は型式認定などどうされるのでしょうか?衝突試験など大変な費用がかかります。それが倒産の原因になったというジラソーレのオートイーブィジャパンなど。

今までに無かった産業が生まれるのは良いことだと思います。電気自動車といえ多くの企業が関わらないと製品にはなりません。ただ、いずれは大手メーカーの独壇場になると思います。テスラモーターズのように今のうちに地位を確立しておかないといけないでしょう。大手が取組まないグリーンロードモータースのようなプレミア車に取組むか、今後出来る新規格を目指すかというところが成功の可能性が高いように思います。

以前も記事にしましたがトミーカイラZZはカッコイイ!ですね。

  


Posted by 神前あそん at 13:26Comments(0)電気自動車

2011年08月14日

ポルシェ356レプリカ

ポルシェ356というと本物よりもレプリカが有名ですね。



ポルシェ356レプリカというとインターメカニカが有名です。国内ではかつて複数社がレプリカ製造を行っていました。キットの組立ですが。なかでもBUBU光岡のレプリカは有名でしたが、短期間で消えてしまいました。

インターメカニカの代理店が国内にも出来ましたが、それ以前の古いものでも本物と比べ良い状態で生きています。インターメカニカのロードスターレプリカはサイドウインドーもあり実用的ですが、他のレプリカと違いビートルのシャーシを使うのではなく独自にフレーム設計をして本物よりも丈夫で耐久性も高く、乗り心地も悪くありません。

他にもフランスのPGO社も独自フレームを採用しているようです。このPGO社のレプリカは少々モディファイされているのですが、レプリカといえ時代にあった変化は良いのではないかと思います。昨年発表された天然ガス車のモディファイ度はさらに高くなっています。

新車EVを作る素材として356レプリカは面白いと思っています。旧車をEV化するのも良いと思いますが、EVメーカーとして事業活動を行うのなら新車EVの方がより可能性があると思うのです。テスラモーターズは現行のスポーツカーをベース車としました。これはこれで一つの方法ですが、そのベース車メーカー自身がEV化したら太刀打ちできない気がします。ベースはあくまでもベースでデザインや機能の違いがあればその限りではありませんが。


EVベンチャーを立ち上げる場合、レプリカ車を使うのは良いアイデアと思います。ただ、それでも違いを出す、優位に立てるようにするためにはフレームのオリジナル化も必要と考えています。フレーム自体にアイデアがあるので、それを実現したいと思っています。後はモーターやBTの選定で差別化出きるでしょう。

PGO社の356レプリカ(天然ガス車ではないもの)
  


Posted by 神前あそん at 12:51Comments(0)電気自動車