› サイレント・ドライブ › 2012年09月

2012年09月29日

三菱アウトランダーPHEV

パリモーターショーで来年発売予定のアウトランダーPHEVをお披露目。



まず初めに、三菱ではシリーズ型というかレンジエクステンダー型EVであるため、プリウスPHVとの差別化もありPHEVとよりEVに近いのだといっております。

何処かの記事では日産リーフとの比較で、間違えてリアルEVであるノートと比較してとありました。(笑)まあ、それは別としてレンジエクステンダー型のEVの方がプリウスHVやPHVより燃費に信憑性がありますね。(記事が多いのでリンクは設定しませんので、検索して下さい。)

ガソリン車初めEV、PHV、EVなど今後ますます燃費性能の良い自動車が出てきますが、ガソリンの消費が減るということはGSの経営を悪化させることでもあり・・諸刃の剣?今でもGSの廃業が多いようですが、田舎の過疎地と違い少し行けば他のGSがあるので問題としては顕在化していません。本来というか現状のEVではどちらかというと都市型ヴィークルといった感がありますが、GSの問題もあり地方の郡部から支持率という点でEV化やPHEV化が進んでいくかも知れません。

災害に対する懸念のある方々は、選択できる車種が増えれば発電能力に優れたPHEVの購入を検討するかも知れません。いつになるかは不明ですがEVは主流になるという予想は変えませんが、そのEVが燃料電池のFCVなのか燃料発電機搭載のPHEVになるかは、今後の2~3年で決まるかも知れません。

アウトランダーより先にスイフトがレンジエクステンダー型EVの発表をしています。来年早々には発売されるでしょう。いずれもガソリン発電機を搭載しているわけですが、GSの減少問題を考えるとガス発電機搭載も視野に入れても良いのではないかと思うのです。

ガス発電機の能力はどの程度かはまだ調査不足ではありますが、そういった需要が増えれば供給も増えるわけで使える製品が出てくることを期待したいと思います。少しお話をしている会社の社長さんのところではPHEV用のガス発電機を開発中で、そのうちコンバートEVで実証実験したいとのことでした。価格的には本体10万円以下でとのことなので、車載用として型式認定を取れるものならコンバートEVの高性能化も進むかも知れませんね。

アウトランダーPHEV
  


Posted by 神前あそん at 13:25Comments(0)電気自動車

2012年09月28日

カナダにもEV時代?

カナダにも本格的電気自動車時代の到来か。各州で充電設備インフラ整備が進行中・・



記事にもあるように、環境問題対策か、経済刺激策か、それとも単なる政治的パフォーマンスなのか。その真意のほどは分からないが、とにかく州政府が電気自動車推進に本格的に動き出した。PUNTA

確かにカナダは電気が豊富です。しかし、冬の厳しさは夜間はボンネット内に電気毛布を入れて通電しておかないとエンジンが壊れるほどです。BC州のバンクーバー周辺で見れば年間平均気温は北海道よりは高いようですが、カナダでは辛いのではいかと思うのであります。

街中での使用をメインにしても、日本や欧州と比べ広い・・・といってもカナダのなkではコンパクトシティー。豊富な電力を活用したいという思いがまずはインフラ導入からという動きになったのかも知れません。EV自体はまだまだ導入は少ないようです。

カナダで行われた環境ビジネスでのi-MiEV
  


Posted by 神前あそん at 11:11Comments(0)電気自動車

2012年09月27日

ハマー風EV

正確にはハマー風オフロードタイプ小型EVってところでしょうか?



自動車の改造を手がける企業で、「Bentley」や「Range Rover」など高級車として知られる車に、カーボンファイバー製パネルやターボチャージャーを追加してさらにアップグレードしている英Prindiville Prestige社が、Hummerを小型化したプラグイン電気自動車をラインナップに加えたのだ。WIRED

改造を手がけるということなのですが、元車よりかなり小型化されているような気がします。で、性能はよく分かりませんが72Vで動く直流ブラシレスモーターで約100km走ることが出来るとのことです。これだけでは分かりにくいですが、最高速度は多分100km/h程度かなと推測します。せっかくの車両なので、もう少し上の性能が欲しいなと思うのであります。価格的にはその余地があると思います。

某社のモーター4個使いで、バッテリーの搭載量を2~3倍に増やしても車格的にはいける値付けが可能と思います。う~ん、いつものようにいろいろと妄想が広がります。(笑)

  


Posted by 神前あそん at 18:23Comments(0)電気自動車

2012年09月25日

ヤフー・オークション1

いよいよ、ヤフーオークションに出品しました。



まずは、在庫に持っていたPC用音楽スピーカーと趣味のグッズを出品してみました。今後、能登ヒバの浴槽とかイタリア直送FIAT NUOVA 500などを出品していきたいと思っています。まずは、小遣い稼ぎ程度のものからです。

また、アクセス数があるようなら、知人のお店の商品とか能登の特産品なども紹介がてら出品しようかなと思っています。

まずは、こんなもの出品しました。(笑)マイ・ページです。

ドラゴンボールA賞亀仙人


なつかしの家電シリーズ
  


Posted by 神前あそん at 11:51Comments(0)ご案内

2012年09月24日

ホンダ燃料電池車

ホンダが次世代の燃料電池車を、2015年に市販することが分かった。



当初、1億とかいってたTOYOTA、HONDAのFCVが現実的な価格に近づき、ついこの間2世代目が1000万円といってましたが3世代目で更に現実的な価格に近づくとか。Response

これは9月21日、東京本社で記者会見したホンダの伊東孝紳社長が明らかにしたもの。伊東社長は「新型の燃料電池車を、2015年から日米欧で順次販売する」と宣言したのだ。

当ブログでもTOYOTAのFCVについても書き来ましたが、FCVについては当面この2社の戦いになるということでしょう。

このクラスの自動車で現実的な価格、に近づくというのはどの程度の価格なのでしょうか?前回は1000万円、今回2015年に投入される価格は?今のリチウムバッテリーのEV程度より少々高いとして500~600万円ってところでしょうか。2015年ということで、まだまだ紆余曲折あるかも知れません。ということで、期待しておきます。

  
タグ :EVFCV


Posted by 神前あそん at 11:07Comments(0)電気自動車

2012年09月22日

EVプラットホーム

超小型企業TGMYは超小型EV用プラットフォームを発表しました。



TGMYは「電気自動車開発技術展(EVEX)2012」に超小型EV用プラットフォームを出品。このプラットフォームは二人で3か月かけて製作したもので、軸離1700mm、輪離1100mm、重量約180kg(除く電池)、車台の床に当たる部分に電池が入るようになっている。「ボディは使用者が目的や用途に応じて自由につけてくださいという仕組みです」と息子の芦田昌和取締役は説明する。Response

現状において40万円というのはかなりの努力が想像できます。ただ、上ものを乗せて70万円はTGMY社が行う分には可能でしょうが、これを仕入れて採取製品にする企業が70万円で売るのは難しい気がします。とはいえ、現状の原付自動車の価格が90~110万円(もっと高いところもありますが)の現状においては70万円が無理でも80万円程度で利益を出せるのではないかと思います。

トヨタ系のCOMSで中心価格が70万円代なので、ユニークなボディーデザインなどで大手がやるから無理ということはなさそうです。オーダーメイドでもOKでしょう。ぷラットホームはもちろんボディーもある程度の量産が出来れば低価格での提供が可能となるでしょう。

ところで、この製品には電池は含まれているのかな?


TGMY製超小型EV用プラットホーム
  


Posted by 神前あそん at 11:45Comments(0)電気自動車

2012年09月21日

3輪EV「ペコロ」

3輪EVアジアを席巻か?・・・ちょと違うのではないですか?



『フィリピンの“庶民の足”、3輪タクシーのEV化が動き出した。アジア開発銀行が後押しし、日本企業も相次ぎ参入を決定。不振の4輪EVを尻目に、EV普及の新潮流となる可能性も。』日系ビジネス3輪が4輪でも6輪でも問題がなく、問題なのは価格ということです。たまたま簡便なEVが3輪であるというだけですね。

記事を見ると維持費という点で普及の可能性が見られます。主にタクシーでの使用を想定しているようですが、問題は電欠と途中での充電です。如何に電費が安くても充電に時間がかかり回転率が悪いと儲けが減ります。これは運転手さんの死活問題にもなります。で、電欠の場合の対応とか思ったのですが、人力とのハイブリッド仕様はどうかなと?電動アシスト自転車的な(笑)最悪人力で、タクシー会社というか充電場所へ戻ることが出来るように。

それと充電についてはバッテリー交換式が良いと思います。多分、鉛バッテリーでしょうからスイスのツェルマットのEVバスのような感じで。これだと充電に時間がかかる鉛バッテリーでも問題はないし、バッテリー交換すればスグに運用できます。某高性能バッテリー交換システムは不要です。ツェルマットは鉛EVバスのバッテリーを1人で簡単に交換しています。低価格EV、ここでは3輪EVは構造も簡単なので、鉛バッテリーの交換も簡単に出来るようにすることは難しくは無いでしょう。

多分、もともとの「トライシクル」自体がスピードも出ないし、日本の安全基準とかに対応していないようです。この程度の車体を組むのに費用はあまりかからないでしょう。単に簡単な車体で安いパーツで組み立てましたでは、某安物得意国が席巻することになります。ここは途上国で儲けてやれ!というだけではなく合弁やら提携やらで現地の製造能力の向上にも寄与して欲しいなと思うのであります。その上で利益を出すことを考えるのがビジネスだと思います。


画像はプロスタッフの「ペコロ」フィリピン・セブのモーターショーに出品。
  


Posted by 神前あそん at 18:58Comments(0)電気自動車

2012年09月21日

コムスのミスリード

コムス自体がミスリードしているわけではありませんが、ミスリードです。



「超小型自動車」というと原付自動車と軽自動車の中間規格として考えられているはずなのですが、コムスはいわゆる原付自動車の規格内のEVです。報道ではこのコムスを多く取り上げていますが、これを超小型自動車とするのは本当にミスリードです。

原付自動車の最高速度は60km/h、一人乗りで搭載可能量は30kgです。超小型自動車は原則EVで~二人乗り、そこそこ荷物が詰めて高速道路は走行不可ではあるけれど最高速度で~80km/hは出せるもの。2人乗れてそこそこ荷物が積まれないと意味がありません。既存交通の流れを邪魔するような性能でも問題があります。

トヨタ系以外でとりあえず軽自動車として登録して実証実験しているのが日産ですが、これについてのレポートなどはあまり見ません。この月末にイベントがあるので、そのあたりでいろいろと出てくるのかも知れませんね。

原付自動車コムスが70万円台とのことで、タケオカ工芸社が危惧していたことが起きました。タケオカ工芸社ではインドメーカーと提携しパーツなどを安くしたいということで動いてはいます。やはりユニークさが勝負かな?ガンバレ!タケオカ!!

  


Posted by 神前あそん at 18:25Comments(0)電気自動車

2012年09月20日

イノチェンティー・ミニ

イノチェンティー・ミニというとデトマゾ、イタリア小型車シリーズの一つです。


英国生まれのミニに違うお洋服を着せたイタリアン・ミニがイノチェンティー・ミニです。ベルトネ氏がデザインし、英国ミニを代替する計画もあったとか、なかったとか。これはイノチェンティー・ミニ発売の1程度後に本家BLMCが破綻したこともあり実現はしませんでした。その後、デトマソ社などの売られ、デトマゾ・ミニが誕生します。

その後ダイハツと提携したり、紆余曲折があり消えていきました。国内投入時にはダイハツのエンジンを積んだり・・・シャレードがデトマゾ化したり・・知名度のなさとシャレードと同じエンジンにしては価格差が大きかったのも原因かも知れません。ダイハツ提携の前後にはガレージ伊太利屋さんが輸入代理店でした。

デトマゾといえば、買収され復活を目指しましたがいろいろな問題が起きて、残念ながら当分は無理だと思います。

  
タグ :旧車伊車


Posted by 神前あそん at 10:54Comments(0)自動車一般

2012年09月19日

ガス発電レンジエクステンダー

カセットタイプのガス発電機を搭載したレンジエクステンダー。



詳細は分からないが、ガス発電機を搭載したレンジエクステンダーの話を聞きました。某カセットコンロに使う小型のバスボンベで約1時間動く発電機とのことです。ガス発電機は10万円前後での販売を目指しているとのことです。

どれだけの発電量があるのか?仮に60kmの走行が可能とすれば、このカセットボンベの価格が150~170円なので150円として1kmあたりの燃費は2.66円程度になります。燃費的には昼間電力を充電するEV並みなので問題はありませんね。

ただ、このカセットボンベを2本搭載できるとして120km走行と、8~10kW程度のバッテリー搭載で80km、合計で200kmでは少々寂しい。多分、小型のガスタンクを搭載しエマージェンシー用にカセットボンベの使用が出来るということになるのでしょう。ガススタンドはそれほど多くはないですから。

レンジエクステンダーEVではバッテリーの搭載量が少なくて済みます。仮に1kWh8万円であれば10kWhで80万円発電機が10万円で90万円です。カセットボンベとバッテリーで200kmは走行可能になり、同じ程度走る場合のバッテリーのみの場合に比べ半額で済みますね。例えば、過疎地のGS難民地域の軽トラをEVコンバートするとして、十分使用価値が高いのではないでしょうか?

現在EVを使用してる方々、今買おうとしている方々はEVを理解して購入、使用しているわけで問題はあまりないようですが、そうでない方々は走行距離の不安が強いので距離を延ばせるものが必要になります。それも比較的低価格で。

バッテリーを除くコンバート費用は使用するパーツによりますが、取り付けまで含めて~120万円程度と予想します。安いパーツで組めば80万円程度か?今後はもう少しだけ低下するでしょう。

SilentDriveではガス発電機搭載のレンジエクステンダー型EVの製造を計画しています。まだ、ガス発電機が実証実験前なので詳細は書けませんが、ガス発電機製造会社の技術支援をいただき製造したいと計画しています。なお、FIAT500EVやオールドFIAT500のレストア販売を含めて、支援者様、パートナー様を募集しています。

  


Posted by 神前あそん at 09:48Comments(0)電気自動車

2012年09月17日

アウトビアンキA112

イタリアンミニといえば、フィアット500ですがアウトビアンキも気になります。



軽自動車より小さいくらいのサイズに903ccのベーシックから始まりエレガント、982ccのアバルトがあります。市場調査の実験車という位置づけでしたが1969の発売から1985年の生産中止まで長きに渡り生産されました。

レストアしてガソリン車として乗るも良し、EVのドナー車としても良し。国内流通価格はFIAT NUOVA 500 に比べると1/2~1/3とお安い状況です。状態の非常に良いものは価格応談とかになっています。どうでしょう120~150万円程度でしょうか?

SilentDriveではイタリアのレストア工房と提携して、ガソリン車としてのフルレストア、コンバートEVの二本立てで販売いたします。詳しくはお問合せ下さい。

画像はwikiより
  


Posted by 神前あそん at 12:19Comments(0)自動車一般

2012年09月13日

FIIAT500レストア販売

FIAT NUOVA 500レストアの販売について。


イタリアの工房でレストア済みのFIAT NUOVA 500Rを販売いたします。価格は160~180万円(税込)です。その他経費は別となります。詳しくはお問合せ下さい。

FIAT500RはNUOVA500の後期型といっても最終型でも1977年と30年以上経過しています。状態が良いといってもこんな風に錆が出ています。

SilentDriveではFIATのレストア車、およびレストアしたイタリア車のの輸入販売を開始しました。価格についてはご相談にのりますのでお問合せ下さい。




それをエンジンから見えないところまでキレイにレストアします。


  


Posted by 神前あそん at 11:22Comments(0)自動車一般

2012年09月13日

出資パートナー募集

SilentDriveでは現行FIAT500のEVと旧車FIAT NUOVE 500の輸入販売を開始いたします。


つきましては、投資家様、スポンサー様、パートナー様を募集いたします。輸入販売からスタートし、ちょっとしたアイデアに基づくEVの製造販売へと進みたいと計画しています。お問合せいただけましたら、簡単な計画概要をお届けします。


画像は「ルパンⅢ世」に登場するFIAT500と同色のバニライエローのFIAT NUOVA 500Rです。後ろにトランクをくくりつけると雰囲気が出ますね。(shino-q.comより)

  


Posted by 神前あそん at 09:18Comments(0)ご案内

2012年09月11日

FIAT NUOVA 500レストア

サイレント・ドライブではFIAT NUOVA 500のレストア車を販売することに。


イタリアの小さなレストア業者から日本のでの販売を依頼されました。基本的には受注生産なので在庫が無い場合は発注後スグにレストアにかかるとのことです。日本と取引したいらしいのですが、ルパンⅢ世モデルの500だよ、とのことでオタク気味かなと。(笑)

メインはFIAT NUOVA 500ですが、その他のイタリア車もレストア経験が豊富なので任せてくれとのことです。私と同じく小型車が好き?まあ、イタリアでは小型車が主力ですね。

自社でのレストア以外に、イタリアで流通しているUSED Carの輸出もどうですか?と提案もしていますので、おいおいその他の車種についても紹介していきます。

レストア済みのFIAT NUOVA 500の日本での販売価格は、160~180万円程度になります。ということで、販売を希望される販売店様からのお問合せをお待ちしています。購入希望のユーザー様からの直接のお問合せもお待ちしています。



FIAT NUOVA 500 一口メモ
NOUVAは新しいという意味で、その前の500トッポリーノと区別するため。
キャンバストップになっているのには、少し悲しい事情があります。(笑)当事の技術では振動を抑えきれず室内の振動による騒音が激しかったのです。天井を切ったら、あら不思議と振動が止まり騒音も消えました。というとても実用的なキャンバストップであります。


これは実際にレストアしたものではありません。
  


Posted by 神前あそん at 11:53Comments(0)自動車一般

2012年09月09日

FIAT NUOVA 500

知ってるようで知らなかったFIAT500のこと。



初代FIAT500は1936年から1955年まで製造され、「500A」とその改良による系列型番車両(500Bと500C)が該当する。水冷エンジン、フロントエンジン・リアドライブ方式を採用した。ハツカネズミを意味する「トポリーノ」の愛称で呼ばれた。この500はFRでした。WIKI調べ。

OLD500といわれているFIAT500の前にFFのFIAT600があり、より大衆向けにNUOVA 500(新しい500)がRRで1957年に登場し、以後1977年まで20年間の長期に渡り生産されました。500という名前では2代目ですが系譜からすると3代目ということになります。NUOVA 500の実質的な後継として126があり、その後FFの500という名前を継承した四角い2ボックススタイルになりました。

現行のいわゆる3代目FIAT500はフォードとの提携の中から生まれました。フォード・Kaと3代目500はプラットフォームやメカニズムを共用したFFとして誕生しました。



私は小さいクルマが好みのせいか、MINIや500がとても気になります。他にもイノチェンティー・デトマソとかアウトビアンキなどなど英国と伊国の自動車に好みのものが多いです。最近のモデルはどれも肥大化しているのがちょっとね、という感じです。国産ではシャレードにもデトマソモデルがありました。サイズ的には現在の軽かそのほんの少し大きいクラスが良いのですが。ダイハツのエッセが全く違ったデザイン(イース)になり残念でした。

さて、そのFIAT500の新旧モデルを共にEVとして販売したいと思っています。新500は少々お高くはありますが既に販売しています。告知や宣伝が足りなくてなかなか購入希望者を見つけられないのですが・・今後は古くて新しいというNUDVA 500のコンバートキット、コンバート済みのコンプリートEVを販売する予定です。500のコンバートキットは軽自動車にもぴったりなので単にコンバートEVキットとして提供したいと思っています。


  


Posted by 神前あそん at 22:43Comments(0)電気自動車

2012年09月07日

コンバージョンビジネス

EVコンバージョンビジネスは大規模では成り立たないが小規模過ぎては・・・


規模が小さいとパーツなどの量産効果が薄く痛し痒しな現状です。新生デロリアンに対する記事を読みいろいろと考えました。

記事では2020年頃にはEVの本格普及トレンドが明確になり、EVコンバージョン・ビジネスの可能性は広がるだろう。とのことですが、単なるコンバートビジネスでは短命短期間で終了すると思われます。単なるコンバートであれば記事でも言うように商用車がターゲットになります。ただ、日産が三菱がそういった商用のバンやトラックを発売します。技術面や価格面で町の整備工場が行うコンバートビジネスでは太刀打ちできなくなって行きます。

ということで、早急に低価格のコンバージョンキットを探して、コンバートEVが効果を発揮するもう一つのターゲットに向けて訴求していかないといけないと思うのです。もう一つのターゲットとは地方の農村部です。農作業用の軽トラックを所有している率は非常に高く、日常の足としてもよく使用されています。ただ、それで長距離を走るということはありません。過疎化が進む地域では給油にも苦労するところが出てきています。所有する軽トラックをEV化することのメリットは大きいです。

先の投稿でイタリアのコンバートEV事情を書きましたが、最低限の部品で自作の場合2000~3000ユーロでコンバート出来るらしいです。日本円に直して20~30万円と格安です。日本では部品代で50~60万円は必要ですが、パーツ、バッテリー(鉛)、コンバート費用で80万円以下に出来れば需要は大きいのではないかと考えます。まあ、エアコンとか最新のシステムとかはガマンするとして。


初めに戻って、コンバージョンビジネスとしては新生DMCの方法は賛同するものです。ただ、闇雲に旧車(単なる古いクルマという意味ではなく)をEV化すれば良いというものではありませんが、方向としては大いに賛同します。というか、良く似たことを考え続けているのでシュミレーションしている部分を他社が実証実験していると思うくらいです。

特に新生DMCが在庫にあるものではなく、新たな素材でも取組むことは応援したいと思います。いずれSilentDriveとして活動した暁には考えや計画を明示して行きたいと思います。

SilentDriveでは海外の電気自動車の輸入、コンバートEV用パーツの輸入、EVの製造を事業目的としています。EVの輸入から始める予定ではありますが、恥ずかしながら資金不足で停滞しています。まずは立上たいと考えていますので、パートナー様やスポンサー様を募集します。条件的にはパートナー様、スポンサー様に優位になるように考えています。ご興味をお持ちの方はお問合せ下さいませ。

新生DMCにあるデロリアン
  


Posted by 神前あそん at 12:12Comments(0)電気自動車

2012年09月07日

イタリアのコンバートEV

イタリアでは、電気自動車の普及のための法令が自動車の改造に道を開きます。


日本でもコンバートEVの改造指針が示され、コンバートEVを製作する事例が多くなって来ました。ただ、この記事にあるような費用で製造することは難しいです。 質の高い部品(リチウムバッテリー含む)で12000ユーロとのことですが、日本ではコンバートEVパーツでスタンダードなパーツ+鉛バッテリーのものでそのくらいです。パーツの選択の幅が大きいというのは良いことだと思います。

スマートのEV化キットのページ Ecarsnow.itは団結することが(財布の)力になると期待している。改造の注文を沢山集めることで、主要な部品の入手コストを下げ、その地域に存在している自動車整備工場や自動車電機系統修理工場で、普通自動車を電気自動車へと改造することが出来る。最小ロットであるスマート10台のかいぞうなら、コストは9000ユーロとなる。としています。日本でもコンバートEV改造教室で改造ビジネスに参入する町工場の方もチラホラと出てきています。

日本では軽を含む小型車の種類が多すぎて、コンプリートなキットとして提供するのはちょっと難しいと思います。某社がコンプリートなキットを出しましたが、長年売られている軽トラや軽ワゴン、各メーカーの主力小型車に限定してキット化すると良いのかも知れません。イタリアや欧州では都市部への自動車での侵入に規制がある都市が多く、その場合でもEVは規制がかからないことが多いです。コンバートEVのメリットが多く今後ますます増えて行くと思います。ということで、日本でもいろいろな取組はあるようですが、コンバート車両が13年を超えていても税金の割増はしないとか、コンバート部品に補助金を出すとか、実効的な取組が欲しいところです。

イタリアのコンバートキット

  


Posted by 神前あそん at 10:50Comments(2)電気自動車

2012年09月05日

アルテガSE

アルテガ復活!?2012年6月末に破産申請を行ない存続が危ぶまれていた。



ドイツの新興スポーツカーメーカーであるアルテガ。2012年6月末に破産申請を行ない存続が危ぶまれていたが、本拠を置くデルブリュック市などからの資金援助が決定、「事業運営を継続する」Response

新興スポーツメーカーの倒産が相次ぐ中、市販可能であるということが支援決定につなっがったとの見方です。倒産した新興スポーツメーカーがEVなのかガソリン車なのかは不明ですが、新興メーカーとしては戦略的には高額でも売れる製品を少量生産するのが良いと思います。であれば、ガソリン車でそれを目指すよりEVの方が話題性もあり、今後の展開を考えると良いと考えます。

とはいえ、日本では倒産どころかその前の段階にさえいたる新興メーカーは少ないです。ガソリン車ではコンプリート車の製作をするところはありますが規模は大きくはありません。EVではSimDrive他数社しかありません。SiletDriveではGLMと目指すところが近いので注目しているのですが、まだまだ進展はしていません。最近、増資が出来てこれからだ!といった風な発表を見ましたが、まだまだ遅れているようです。

成功するしないは別として、やはりネームバリューが無ければお金は集まらないということですね。GLMの活躍を期待します。浦山氏・・


画像はEVスポーツカー『アルテガSE』
  


Posted by 神前あそん at 10:16Comments(0)電気自動車

2012年09月03日

苦境のEVベンチャー

ベンチャーを含めEVメーカーの苦境についてのニュースが時々ある。


先日、納車が始まりデカプリオ氏が出資したりと前途が明るい感じだったカルマのフィスカー社も例外ではありません。フィスカーの大きな問題は電池に不都合があったこととその電池メーカーが破産申請したことも大きいのではないかと思います。

その他にも問題は多いが思ったほどに普及が進まないということがあります。大手メーカーであればEV以外で利益を確保すること出来ますが、EVに特化したベンチャーには難しい問題です。しかも自社ではどうしようもないバッテリーの性能とか価格の問題も大きいですから。また、日本以外の国々、特に米国でもエコカーの選択肢が増えエコカー=EVというわけではありません。

その中でテスラ社の苦境は聞きません。今まで小さな問題を順調に乗り越えてきたからではありますが、部品の選定が良く車両自体の不都合があまりないということも大きいです。ある程度の規模でやろうとすれば気の長いスポンサーが必要ということでしょう。

小型のEV製造ベンチャーも潰れたり復活したりと淘汰以前に疲弊しています。大手メーカーならスグ作れるようなものを作っているようでは、結局は大手メーカーの市場独占で終ります。ここはやはり大手メーカーが出来ないやれない、やらないところの隙間を狙わなくてはということではないでしょうか。バックヤード・ビルダーとして少数に受けるEVを。

  


Posted by 神前あそん at 11:13Comments(0)電気自動車

2012年09月02日

モデルSシャーシ発表

テスラモーターズのモデルSの露出が増えてきました。


地方紙でも取り上げられていますが、今回は自信のEV専用設計についてシャーシの露出などです。テスラが18650タイプを使う理由について、1本2本壊れても大勢に影響がないという説明に納得していたものです。しかし、ここまでしっかりとしたシャーシで電池を組み込んでしまえば簡単には交換で競うにはない気がします。18650のデメリットとして、充放電回数がEV専用大型バッテリーに比べ少なく劣化が早いということです。メッリットは今のところ安くて軽いということ。

しかし、簡単に交換できないとなるとメリットの方は活かせないことになります。もう少し詳しく見ないと分かりませんが、そんな危惧があります。後はロードスターで放置したも電力消費するシステムは変更されているか?ということです。

とはいえ、近い将来にはパッケージしたバッテリーやBMS、その他の部品も販売するとのことで価格によっては改造派とか改造派、少量生産にはうれしい話になりそうです。

  


Posted by 神前あそん at 00:53Comments(0)電気自動車