› サイレント・ドライブ › 2011年11月
2011年11月29日
安かろう悪かろう・・
GMのレンジエクステンダーEVボルト火災事故の本格調査が行われる模様。
今年5月に実施されたNHTSAの衝突テストの3週間後、ボルトのリチウムイオンバッテリーから発火した件について、本格的な調査を開始したと、25日米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が公表した。
以前、中韓のメーカーから1Kwあたり30,000円台のリチウムバッテリーが・・という投稿をしました。その元記事の中でGMのボルトに提供されるバッテリーの価格はさらに安いかも知れないといった一文がありました。今回のバッテリー火災のバッテリーはそのLG Chem社のものであるようです。
中国雷天社や韓国LG Chem社のバッテリーの性能、特に充放電回数などの耐久性で半分程度の性能だとしても、日本メーカーの製品の1/3~1/4の価格であれば使わない手はないのでは?と思ったものですが、今回の火災が製品の安全性能の所以であれば安かろう悪かろうで使いようがないと思います。韓国メーカーではベンチャーのコカム社のものが良いという話は聞きます。日本でもバッテリーベンチャーで良い製品を出しているところがあります。どちらも問題は価格なのかなと思いますが、安全をないがしろにしての低価格は受け入れることが出来ません。ということで、日本のメーカーも良かろう高かろうではなく、定価価格化の推進をお願いしたいと思うのです。
画像はResponse
今年5月に実施されたNHTSAの衝突テストの3週間後、ボルトのリチウムイオンバッテリーから発火した件について、本格的な調査を開始したと、25日米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が公表した。
以前、中韓のメーカーから1Kwあたり30,000円台のリチウムバッテリーが・・という投稿をしました。その元記事の中でGMのボルトに提供されるバッテリーの価格はさらに安いかも知れないといった一文がありました。今回のバッテリー火災のバッテリーはそのLG Chem社のものであるようです。
中国雷天社や韓国LG Chem社のバッテリーの性能、特に充放電回数などの耐久性で半分程度の性能だとしても、日本メーカーの製品の1/3~1/4の価格であれば使わない手はないのでは?と思ったものですが、今回の火災が製品の安全性能の所以であれば安かろう悪かろうで使いようがないと思います。韓国メーカーではベンチャーのコカム社のものが良いという話は聞きます。日本でもバッテリーベンチャーで良い製品を出しているところがあります。どちらも問題は価格なのかなと思いますが、安全をないがしろにしての低価格は受け入れることが出来ません。ということで、日本のメーカーも良かろう高かろうではなく、定価価格化の推進をお願いしたいと思うのです。
画像はResponse
2011年11月27日
太刀打ちできるか?
三菱や日産の攻勢もあってか、電気自動車関係の話題も増えてきました。
報道ステーションを見逃しましたが、慶応大学の清水さんのエリーカやオズコーポの古川さんによるスモールハンドレッドなどやったようです。しかし、三菱がi-MiEVのMタイプ発売やミニキャブMiVEの発売により、現状のままではスモールハンドレッドは絵に描いた餅というか趣味の世界に留まるように思います。なんといっても、メーカー製EV(コンバートEV)が補助金を適用することで、実質的な負担額は173万円からという価格に対抗するのは、残念ながら現状では無理。趣味性の高い旧車などをEV化するなら良いと思いますが、かなりニッチです。
7000ドルのEVで紹介したストリート・スクーターのような方法、分野であればそれなりにいけるのではないかと思うのですが、コンバートEVを製作するときのパーツは国産がほとんど無く、歴史ある米国製パーツがほとんどです。当然価格的には高止まり。シムドライブなどは方向性が少し違います。このドイツの取り組みのようなことが日本でも行われなければスモールハンドレッドはほんの短い期間でお終い・・・掛け声だけで終わる気がします。
コンバートEVの関係機関も、せめて代表的な車にマッチする取り付け方法や取り付け金具類の販売や設計図の提供をして、コンバート業者が機械的にコンバートできるようにしてコストを下げる方法を提供すべきではないかと思うのです。そして、中小企業による低価格のパーツ提供があれば古い車もEVとして生き返ることができるのではないでしょうかね。
画像はニッケイトレンディネットより
報道ステーションを見逃しましたが、慶応大学の清水さんのエリーカやオズコーポの古川さんによるスモールハンドレッドなどやったようです。しかし、三菱がi-MiEVのMタイプ発売やミニキャブMiVEの発売により、現状のままではスモールハンドレッドは絵に描いた餅というか趣味の世界に留まるように思います。なんといっても、メーカー製EV(コンバートEV)が補助金を適用することで、実質的な負担額は173万円からという価格に対抗するのは、残念ながら現状では無理。趣味性の高い旧車などをEV化するなら良いと思いますが、かなりニッチです。
7000ドルのEVで紹介したストリート・スクーターのような方法、分野であればそれなりにいけるのではないかと思うのですが、コンバートEVを製作するときのパーツは国産がほとんど無く、歴史ある米国製パーツがほとんどです。当然価格的には高止まり。シムドライブなどは方向性が少し違います。このドイツの取り組みのようなことが日本でも行われなければスモールハンドレッドはほんの短い期間でお終い・・・掛け声だけで終わる気がします。
コンバートEVの関係機関も、せめて代表的な車にマッチする取り付け方法や取り付け金具類の販売や設計図の提供をして、コンバート業者が機械的にコンバートできるようにしてコストを下げる方法を提供すべきではないかと思うのです。そして、中小企業による低価格のパーツ提供があれば古い車もEVとして生き返ることができるのではないでしょうかね。
画像はニッケイトレンディネットより
2011年11月26日
ストリート・スクーター
7000ドルのEVで紹介したストリート・スクーター社の取り組み。
ホームページやいろいろなサイトを見るとストリート・スクーター社の取組みが分かります。本来なら日本でもこういった取組みがあっても良いのではないかと思うのですが、少々違う方向へ進んでいるように思います。
多くの中小企業が集まり得意分野の部品を作り、ストリート・スクーター社がそれを取りまとめて製品として提供するという形です。ストリート・スクーター社はアーヘン工科大学のAchim Kampker教授が提唱したコンセプトに基づき設立されました。現在参加している企業は約80社ほどです。発表されている価格が本当であれば非常に画期的です。短距離用ですが、バッテリーを除いた価格が約7000ドルは円高もあり非常に安いです。ストリート・スクーター社ではバッテリーはリースでの提供と発表していますが、今後バッテリーの価格低下があればリースではなく購入した方がよりメリットがあるように思います。
日本ではいろいろな規制があり0から自動車を作ることは難しいですが、現在検討されている新規格であれば各分野の中小企業が集まりストリート・スクーター社のようなコンセプトで事業展開できるかも知れません。新分野に取組みたい製造事業者や現在下請けで将来に不安がある自動車関連部品メーカーなどが参入すれば良い物が出来るのではと少し期待します。
ストリート・スクーター社より
ホームページやいろいろなサイトを見るとストリート・スクーター社の取組みが分かります。本来なら日本でもこういった取組みがあっても良いのではないかと思うのですが、少々違う方向へ進んでいるように思います。
多くの中小企業が集まり得意分野の部品を作り、ストリート・スクーター社がそれを取りまとめて製品として提供するという形です。ストリート・スクーター社はアーヘン工科大学のAchim Kampker教授が提唱したコンセプトに基づき設立されました。現在参加している企業は約80社ほどです。発表されている価格が本当であれば非常に画期的です。短距離用ですが、バッテリーを除いた価格が約7000ドルは円高もあり非常に安いです。ストリート・スクーター社ではバッテリーはリースでの提供と発表していますが、今後バッテリーの価格低下があればリースではなく購入した方がよりメリットがあるように思います。
日本ではいろいろな規制があり0から自動車を作ることは難しいですが、現在検討されている新規格であれば各分野の中小企業が集まりストリート・スクーター社のようなコンセプトで事業展開できるかも知れません。新分野に取組みたい製造事業者や現在下請けで将来に不安がある自動車関連部品メーカーなどが参入すれば良い物が出来るのではと少し期待します。
ストリート・スクーター社より
2011年11月16日
ストーブリーグ開幕
ダルビッシュ投手の評価がどんどん上がっていますが、移籍するのかな?
松井選手は今年も所属が決まるのには時間がかかりそうです。年棒ダウンを受け入れればアスレチックスはもちろん複数球団からのオファーはあるでしょう。今でもお得な選手ということでFA選手、とくにDH選手の中では上位にランクされています。また今回もやきもきするのか・・・はやく決まって来季に向けて早く動き出して欲しいものです。
その他気になる選手は斉藤投手と黒田投手ですが、両選手とも年齢が少々ネックになりますが、それを差し引いても求める球団は多いでしょう。特に黒田投手はヤンキースまでも獲得を名乗り出ました。斉藤投手も今季所属球団がオファーを出しているとか何とか。まだまだいけるという予感を感じさせます。
松井選手は今年も所属が決まるのには時間がかかりそうです。年棒ダウンを受け入れればアスレチックスはもちろん複数球団からのオファーはあるでしょう。今でもお得な選手ということでFA選手、とくにDH選手の中では上位にランクされています。また今回もやきもきするのか・・・はやく決まって来季に向けて早く動き出して欲しいものです。
その他気になる選手は斉藤投手と黒田投手ですが、両選手とも年齢が少々ネックになりますが、それを差し引いても求める球団は多いでしょう。特に黒田投手はヤンキースまでも獲得を名乗り出ました。斉藤投手も今季所属球団がオファーを出しているとか何とか。まだまだいけるという予感を感じさせます。