› サイレント・ドライブ › 2012年02月

2012年02月29日

6輪スマート

これは楽しい! 合体メカ的EVコミューター、RINSPEED「Dock+Go」



スイスに居を構えるチューナー兼EV系ベンチャーRINSPEED(リンスピード)が新しいコンセプトカーを発表。おなじみ超小型自動車スマートのEV仕様「スマート フォーツーed」をベースにしたクルマで、車体後部になんとエネルギーパックとしてトレーラーを合体!というビックリドッキリメカ的な構造をとる。BY GQ

コンセプト的には面白いですね。Lサイズのバッテリーパック?(笑)これは牽引車になるんでしょうか。しかし、何故か見たような感じがするので調べてみたらありました。ユラタクさんのコンセプトカー。ただしこちらは合体型ではありません。もともと小さなスマートなので良いかも知れませんね。そういえば牽引型バッテリーパックは他にもありますね。

  


Posted by 神前あそん at 08:40Comments(0)電気自動車

2012年02月28日

二次電池

2016年のリチウムイオン二次電池市場2兆4028億円(富士経済予想



リチウムイオン二次電池の市場は2010年が8966億円だったのが2016年には車載専用の拡大で2兆4028億円にまで拡大すると予想する。

現在は日本での生産が中心となっているが、2014年頃から海外生産が本格化し、2015年には日本と海外の生産量は逆転すると予測。


エナックス:定置用蓄電装置用途に、最新のリン酸鉄リチウムイオン電池を開発、台湾のPSI社への生産委託を発表。


今後ますますリチウムイオンの二次電池の需要が増え、増産されていくようです。量産による効率化や海外生産により価格の低下も加速するかも知れません。海外生産も良いですが、研究開発拠点は国内に残しておいて欲しいなと思うのであります。


リーフのBTパック
  


Posted by 神前あそん at 18:49Comments(0)電気自動車

2012年02月27日

バッテリー切れ

テスラロードスターのバッテリー切れでバッテリーがお釈迦になるという話



6週間ほど経過してRoadsterのエンジンを始動しようとしたところ、まったく動かなくなっていた。Tesla側からは「バッテリー自体を交換する必要があり、それには3万2000ドルかかる(さらに作業代、税金が別途必要)」との連絡があったという。電気自動車(EV)の開発・販売を手がける米Tesla Motorsは、同社製スポーツカー「Tesla Roadster」について「バッテリーに蓄えた電気が完全になくなってしまうと、クルマ自体がまったく動かなくなり、また再び充電することもままならなくなる」という声が上がっていることに対し、「これは理論上どのEVにもあてはまる事象であり、定期的に充電しておけばそうした問題を避けることができる」と反論している。

リチウムバッテリーは仮に3.7V出力の製品として、使用領域は3V~3.9Vといったように0になるような使い方はしないはずです。EVで0になる場合は最低使用領域になったので放電を停止したということだと認識しています。本件のように再充電も難しいというのはその最低領域を超えて物理的な0Vになったということでしょうか?全く復活出来ないかというとそうでもないはずですが、簡単ではありませんし元には戻りません。

使用領域が0になっても動作している何かがあるということですね。記事ではテスラに好意的ですが、ここはやはり注意喚起が足りなかったのではないかと思います。さらには、最低使用領域になったら自動オフになるようにシステムしておくべきだったのではないでしょうかね。再起動は充電後・・・

充電残量0での長期不使用は全てのEVにおけるリスクですが、使用者への注意喚起とシステムの自動化が必要だと改めて思います。リーフやi-MiEVではどうでしょうか?後ろで動いているものがなければテスラのように6週間でパー!ということはないとは思いますが。

しかし、バッテリーを作る段階では電圧は0ですよね。0から充電して使用領域はBMSなどで管理します。やはり復活の方法はあるはずですが・・テスラはBMSのソフトはありますがバッテリー製造会社とは違います。顧客にはちゃんと調べてダメと答えたのか?疑問が残るところです。


テスラの充電風景
  


Posted by 神前あそん at 17:06Comments(0)電気自動車

2012年02月24日

200万円・・・・台

2人乗りのEV「スマート」の実質価格が200万円台であると明らかにされました。



299万円でも200万円台なのでこの辺りから少々低く設定されるのではないかと思います。先日発表されたヨーロッパモデルはバッテリーリースで本体価格が130万円台だったと記憶しています。走行距離を考えるとバッテリー価格が130~150万円程度と予想します。合計すると250~280万円となり、輸送費などを考えて290万円程度かなと思います。

最高速度が100km/hで一充電航続距離が135km、日本投入時期は今年の夏。用途的に三菱のi-MiEVと重なるので、戦略的に同程度の価格を検討しているとのことです。i-MiEVのMタイプを想定しているのならもう少し低価格になるのかも知れませんね。

2015年前後にはEVの生産台数も増え、バッテリー価格が一段と低価格化する可能性が高いと思います。そのころには補助金無でも200万円前後、リーフクラスは300万円前後になると思います。

  


Posted by 神前あそん at 12:59Comments(0)電気自動車

2012年02月19日

プジョーEV

昨晩のトップギアの1コーナーではEVの特集でリーフとプジョーEVをテスト。



ジェレミーは相変わらずです。自分の好み以外はチクリチクリと嫌味に近い辛口の評価を口にします。今回は現シリーズの最終回だったようです。テストしたEVは日産のリーフとプジョーのEVですが、プジョーのEVはまんま三菱のi-MiEVですね。スグにバッテリー切れになり充電スタンドを探すのですが、英国の田舎には充電スタンドが無い・・あくまでもシチュエーションでしょうね。EVは良いけどまだまだ実用性が無いといいたいわけです。結局大学で充電させてもらうのですが、13時間もかかるわけがないのですが、英国仕様のEVは日本や米国の仕様とは違うのでしょうか?仕様といえばリーフの最高速が140km/hとジェレミーが言ってました。

乗り心地は良いという評価でしたが、高いよ~と。特にプジョーEVは。街乗りを想定すればi-MiEVのサイズは英国や仏国、伊国ではぴったりのサイズでしょう。特に伊仏では小型車の需要は大きいですから。とはいえ、トップギアーに選ばれたということは意義はあるでしょう。まあ、以前は韓国車やインド車をコケにするために選んでいたことはありますが。

英国ではバックヤードビルダー的なEV製造会社は多いです。また、インドのREVAは早くから導入されています。ロンドン市内への自動車での乗り入れには入市?料がかかるので、案外EVが普及しているようです。仏国でもEVの社会実験が始まったほどでけっこう力を入れてきています。ヨーロッパ圏でのHVは日米ほど普及しないでしょう。クリーンディーゼルの次として各メーカーがEV開発に力を入れているようです。

ということで、つれづれに駄文を書いてしましましたが、トップギアの次回シリーズを楽しみに待ちましょう。来週は特集とか?しっかし!あのジェレミーが51歳とはとても見えませんね。(笑)BSフジの番組サイトはこちら、BBCのサイトはこちら、TOP Gear Magazineはこちらです。


プジョーのi-MiEV
  


Posted by 神前あそん at 18:48Comments(0)電気自動車

2012年02月18日

Lilliputian T.27

一定の時間内で、最も少ないエネルギーでゴールすることを競う『Future Car Challenge』



Royal Automobile Clubが主催する『Future Car Challenge』において、F1マシンのデザイナーとして有名なゴードン・マレーが開発した小さな電気自動車Lilliputian T.27が、日産自動車の『リーフ』、独BMW社の『Active E』、ヨーロッパのディーゼル車などを破ってトップを獲得した。記事はWIRED。

低燃費は車両重量を如何に軽くするかですが、衝突安全性ではどうでしょうか?米国のテストでも重い方が安全性が高いというデーターがあり、HVなどは以前の車両と比べ衝突安全性が高いということでした。しかし、ゴードン・マレー氏によれば適切に設計された複合材がどれほど安全であるかは、2010年にバレンシアで開催されたヨーロッパグランプリで、マーク・ウェバーがクラッシュしたときの動画等を見れば分かる。とのことです。

T.27は、昨年優勝したT.25と同様に、鋼管フレームと樹脂でできたボディフレームに複合材のモノコックが取り付けられている。T.25は、『ユーロNCAP』[ヨーロッパで実施されている自動車衝突安全テストの安全評価で4つ星を獲得している。革新的な車体製造方法とは、同氏が「iStream」と名づけたものです。

画像はゴードン・マレー氏のサイトより
  


Posted by 神前あそん at 18:37Comments(0)電気自動車

2012年02月16日

Model X

テスラの次期製品、7人乗りの四輪駆動SUV「Model X」の発表を行いました。



CEOを務めるElon Musk氏は、Model Xについて「クルマを愛する人の望みをすべてかなえつつ、同時にガソリンの制約から所有者を解き放つ、革命的な自動車」と豪語している。もんだどんだい・・どんなもんだいってところですね。今年7月頃より販売を開始する「Model-S」が5000台売れればついに黒字化するとのことで、自信にあふれているということでしょう。

カルマは資金不足で苦戦しているという話ですが、テスラは大手メーカーとの提携などで潤沢な資金があります。初のオリジナルボディーの量産車がまだ売れていなくても(予約は十分)その次の製品を開発できるということです。多くのEVベンチャーは苦しんでいます。製造業ではやはり資金力は重要なファクターということですね。


Model XとCEOのマスク氏
  


Posted by 神前あそん at 19:03Comments(0)電気自動車

2012年02月15日

探査船ちきゅう

愛知・渥美半島の南方沖70kmの海域で、メタンハイドレートの産出試験が始まった。


次世代のエネルギー資源と期待される「メタンハイドレート」の実用化に向けて、世界で初めて海底から採掘する試験が、愛知県沖で始まりました。掘削作業は、来月下旬まで40日間行われ、水深1000メートルの海底に、深さおよそ3000メートルの井戸を4本掘り、来年1月ごろ、メタンガスを海上に取り出す計画です。日本の近海に国内の天然ガス使用量の100年分以上があると見込まれます。今回の試掘場所の海域では約14年分があるとのことです。

問題は採算性があるか?ということですね。エネルギー安保の点から自国で賄えるのは良いのですが、どうしても経済性が優先されますので、できるだけ費用をかけずに出来れば良いとおもいます。

以前NHKの番組で富山湾の底にメタンハイドレードが転がっている映像を見ました。今回の試掘は推進1000mの海底を300mほど試掘するとのことです。それを4本。確かに推進1000mとか深いところで大変ですが、それ以上に固形のメタンハイドレードをガス化することかなと思います。

仮に実用化したとして、即天然ガス車が・・・ということにはなりませんよね?多分発電に使う。であれば、EVはOK!ということですね。エネルギーを自国で賄えれば日本は最強!ということで、今回の件を含め新しいエネルギーに期待します。

画像は探査船「ちきゅう」
  


Posted by 神前あそん at 17:41Comments(0)電気自動車

2012年02月12日

ジャパネット

オマケは何かあるのか不明ですが、脳天を突き抜ける社長の声の威力かな?


ジャパネットたかたのTV通販で三菱のEV i-MiEVが売れまくっているとのことです。既に60台が制約し100台以上が商談中とのことで、ヤマダやビッグカメラの実績も知りたいところです。しかも、地上波で30分番組3回の実績とか。やはり高田社長のあの声のマジックではないかと思います。この数字は12月下旬から1月のものですし、補助金申請の関係もあるので商談中のものも多くは購入決定となっているかも知れませんね。

しかも、販売方法はいわゆる取次ぎです。TV通販で取り次ぎはかなり楽して儲ける?かも知れませんね。購入希望者がコールセンターに連絡すると最寄りの三菱自の販売店から担当者が訪問して商談を進め、販売手続きをとる方法ですし、当然アフターサービスは販売店ですし。

EVというか新商品を訴求するということで、やはり高田マジックということかも知れません。恐るべしジャパネットたかた!


今後、家電販売店では家電以外の商品の取扱が増えると予想しますが、この実績がEVを扱う後押しになるかも知れませんね。TVは全滅、白物も思うほど伸びない。販売価格はますます低下する・・最近では設備関連商品を扱う量販店も多いのですが、原発事故がらみでIHクッキングヒーターやエコキュートは厳しいかも知れません。そこで太陽光に進出していますが、EVの販売(取次)は魅力と考えるかも知れませんね。

  


Posted by 神前あそん at 10:14Comments(0)電気自動車

2012年02月08日

いちじゅうてんで300km

インドのタタモータースはいちじゅうてんで300km走行可能な・・・



といっても電気自動車ではありません。いちじゅうてんは一充電ではなく一充填でした。(笑)インドのTATAが圧縮空気で走行する自動車を2012年に発売すると発表していましたが、その後はなんの発表も無いので、またか?と思う方が多いことと思います。

TATAの発表によると走行距離300km、最高時速105km/hの6人乗りミニバンを約12,700ドルの価格でインドで発売するとしていました。走行に際して排出されるものは空気だけという画期的な乗り物となります。理論的には可能と思いますが、その最高速度や走行可能距離につきましては真偽の程は不明です。

空気でポンプモーターを回しつつ充電もする空気と電気のハイブリッド・・・可能性は無きにしも非ずですね。タタの発表の通り今年中に発売されるのか?もし発売されればかなり画期的ですね。先進国では石油などの利権の関係で実現は難しいかも知れませんが、これが本当ならEVや燃料電池車とのハイブリッド化で走行距離を増やせば面白いかも知れませんね。ホントなら。

空気エンジンのミニバン


空気エンジン
  


Posted by 神前あそん at 12:34Comments(0)電気自動車

2012年02月07日

欧州寒波

欧州寒波、車も凍った



スイス南西部レマン湖畔のベルソワでは4日、駐車中の車が凍り付き、氷の彫刻のような姿に。歴史的な寒波に襲われた欧州各地やウクライナでは計220人以上が死亡。暖房用の天然ガスも需給が逼迫し、市民生活への一層の影響が懸念されている。

今回の寒波はほぼ世界的ということでしょうか?多くの犠牲者があるとのことで笑い事ではないですね。それがなければ、画像を見て素直にすんげ~!と口に出るかも知れません。しかし、ここまでの寒波であれば、ガソリン車もEVも関係ないですね。


写真(AP)
  
タグ :EV寒波


Posted by 神前あそん at 23:59Comments(0)電気自動車

2012年02月07日

スズキ燃料電池車

スズキ、英国IE社と燃料電池システムを開発・製造する合弁会社を設立。


スズキ株式会社は、英国の燃料電池システムの開発企業であるインテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy Ltd 以下IE社)を傘下に持つ、インテリジェント・エナジー・ホールディングス社(Intelligent Energy Holdings PLC 以下IEH社)と燃料電池システムを開発・製造する合弁会社「株式会社SMILE FCシステム(以下SMILE FC)」を設立する。(スズキニュースリリース

修さんはやります!会社も研究施設も日本に設置です。

  


Posted by 神前あそん at 17:53Comments(0)電気自動車

2012年02月07日

ドイツEV事情

電気自動車に対するアンケート調査結果 購入をためらう原因は?【ドイツ】


電気自動車はまだまだ高額商品です。デュイスブルグ・エッセン大学の自動車経済学の教授フェルディナンド・ドゥーデンフェッファー氏は226人の被験者を用いて研究を行った。同教授は価格の問題をiPhoneと比較して分析する。2006年代は誰も500ユーロ以上する携帯電話を買おうとは思わなかったのに、2011年には1億4千万台以上のiPhoneが売れた。需要は低価格に集まるとは限らない、むしろ商品の技術にかかっているのだ。とのこと。

というか、それを使うことによるメリット、便利で楽しいとかが必要かも知れませんね。一部にはそれを持つ喜びというものもあるかも知れません。インフラについては、ある程度はインフラ整備が先に必要ですが、売れればインフラも追いつくと思います。


2020年までにドイツ全土にわたり100万台のエレクトロカーを走らせること狙う、とのことですが自動車大国ドイツにしては現状はまだまだです。もたもたしていると、電気自動車以後はドイツの優位が薄れるかも知れません。クリーンディーゼルの呪縛かな?

  


Posted by 神前あそん at 00:34Comments(0)電気自動車

2012年02月06日

極小ロボットヘリ

ペンシルベニア大学GRASP研究所の極小ヘリの脅威の群行動動画です。


クルマ関係ではありませんが、ぶつからないとかいろいろと関係があるかも知れませんね。というか動画がとても興味深いです。(technology

ペンシルベニア大学GRASP(General Robotics, Automation, Sensing and Perception)研究所のロボット研究者たちは、20機の自律型極小ヘリコプターに、編隊飛行や複雑な曲芸飛行を完璧に行わせることができる。印象的な新しい動画では、飛行中の極小ロボット・ヘリが、驚愕するほど機敏かつ正確に、反転や方向転換、障害物を避けながらの飛行、さらには8の字飛行まで行っている。



  


Posted by 神前あそん at 18:10Comments(0)

2012年02月05日

Hirikoの価格

話題の折りたたみ式小型電気自動車「Hiriko Citycar」の価格が決まったとか?



田端あんじさんという方の記事にHIRIKOの価格が決定か?という記事を見つけました。(元記事はこちら)日本円でおよそ124万円とのことですが、多分バッテリーを除いた価格ではないかと推測します。小型モビリティーとしてはなかなか面白い製品だと思います。


こんな風に折りたたまれます。
  


Posted by 神前あそん at 12:31Comments(0)電気自動車

2012年02月05日

部品メーカーの自己変革

電気自動車が自動車部品メーカーの自己変革を迫っている。(NIKKEI



昨年12月に開かれた東京モーターショーでの完成品メーカー以外の話題を聞くことが少なかったのですが、電気自動車ニュースの記事からリンクを辿りNIKKEIの記事を拝見しました。大手部品メーカー2社の取り組みが紹介されています。

トヨタの源流メーカーといわれる豊田自動織機の昨年の東京モーターショーの出品です。車両自体も面白いのですが、プリウスなどにも提供しているモーター関係の部品が興味深いです。EV用にモーターやインバーター、減速機などを小型一体化した「EV用パワートレインユニット」を開発発表しました。これを車両に積み込みバッテリーとつなげれば、EVが完成するという簡便性が売り物です。

こういった製品が出てくると完成車メーカーの優位性が少なくなるのかなと思ったりします。極端な話で言われる部品を集めて組み立てればEVが出来るという状況に近づきますね。もちろん、車体製造にはノウハウがあり簡単には作れませんが、パイプフレームとか少量生産タイプでは可能かなと思います。部品メーカーが少量需要に対して供給してくれるのか?という問題はありますが、完成車の発売予定は現時点ではないが、心臓部であるパワーユニットは、外販していく考えだとのことで、あるのかも知れませんね。


同じ記事にはCVT(無段変速機)大手のジャトコの取り組みも紹介されています。変速機については現時点ではあった方が良いという意見も多く、コンバートEVなどではMTやATのミッションと組み合わせることが多いです。ただ、大手メーカー製EVでは変速機がない場合が多いようです。CVTは機械的な変速機ですが、モーターの弱点の高回転時の解消はモーター内部の構造や電気的に改善される可能性が大きいです。既にそういってモーターやコントローラーがあります。(試作か製品かは失念)であれば、ジャトコ社には違ったアポローチが求められるのではないかと思います。

画像はEV用パワートレインユニット


エアコン用コンプレッサー
  


Posted by 神前あそん at 12:26Comments(0)電気自動車

2012年02月02日

厳寒のEV

北陸なのにこちらだけほとんど降らないのは可笑しい、と思っていたら。


キタ~!どかっと来ました。ほんの30分で10数センチ積もりました。よけてもきりがないのですが、よけておかないと後が恐い。今晩までに少し積もったらさっとよけて明朝に備えることにします。はい。


冬のEVについてはいろいろと危惧することがあったのですが、昨日の青森状態では乗ること自体が自殺行為かも知れません。まだまだ途上ですから、北の地方で冬に使用するのは時期尚早かと思うのであります。とはいえ、走るだけならそれなりの寒さでも動作するBTやモーターがあります。日産がリーフの雪上試乗会を開催しました。

先の投稿で車載用FFの記事を書きましたが、バッテリーの性能が飛躍的に向上しなければ100%電気は無理なのかなと、弱気になったりします。イメージ的には南の島にEVが似合ったりするのかなと。まあ、青森状態ではガソリン車でもダメなんですけどね、非常事態だし。


Car Wacthより。リーフ雪上走行。
  


Posted by 神前あそん at 17:51Comments(0)電気自動車

2012年02月02日

リコジャパン

リコジャパン株式会社:1Ah=300円のリチウムイオン電池販売開始とのこと。


製品はラミネート型です。この型はベンチャー企業ではエナックス社やコカム社が有名です。案外丈夫でエナックス社同様な性能であれば、熱がこもりにくく安全性が高い、大電流の充放電に適している(EVやEBにマッチ)、筒状・角型の電池に比較して軽い、といいこと尽くめなんですね。

ただニュースにある1Ah300円という表示はいただけませんね。普通は1kWhあたりで価格表示します。通常1セルは3.7V程度ですから20Ahのタイプで1セル74W。EV用として20kW前後を使用するとして、ざっと計算すると・・・6セルを1パックして22.2Vで444Wh、0.444kWhになります。10パックで222Vで4.44kWh。ここまでは全て直列です。これを5並列にして22.2kWhでリーフ並みの容量になります。良いか悪いかは別として60直列の5並列、222Vの100Ahの組バテリーです。使用するセルは60×5=300個になります。1個当たり20Ahなので20×300円で6000円。6000×300=180万円となります。これから1kWhあたりの価格を導き出すと、約81000円となります。

これにBMSやパッキング(ケース)の費用を足したら安くはないですね。現在の日本メーカー製EVに使っている駆動用バッテリーは1kWhあたり10万円程度ですが、海外メーカーとの競争もありますのでいずれ近いうちに5万円程度に近づくでしょう。ということで、さらなる低価格化を希望します。LGやSSでは3万円を切る勢いですから。18650タイプも5万円程度と推測します。とはいえ、メーカーEV向けのバッテリーは少量販売はしないでしょうからそれなりに価値はあるかも知れません。というか受注量により大幅な割引があるかも知れない・・・

ただ、リコジャパンのHPにあるEVのイメージがカワイイ。









  


Posted by 神前あそん at 00:58Comments(0)電気自動車