› サイレント・ドライブ › 2012年09月19日

2012年09月19日

ガス発電レンジエクステンダー

カセットタイプのガス発電機を搭載したレンジエクステンダー。



詳細は分からないが、ガス発電機を搭載したレンジエクステンダーの話を聞きました。某カセットコンロに使う小型のバスボンベで約1時間動く発電機とのことです。ガス発電機は10万円前後での販売を目指しているとのことです。

どれだけの発電量があるのか?仮に60kmの走行が可能とすれば、このカセットボンベの価格が150~170円なので150円として1kmあたりの燃費は2.66円程度になります。燃費的には昼間電力を充電するEV並みなので問題はありませんね。

ただ、このカセットボンベを2本搭載できるとして120km走行と、8~10kW程度のバッテリー搭載で80km、合計で200kmでは少々寂しい。多分、小型のガスタンクを搭載しエマージェンシー用にカセットボンベの使用が出来るということになるのでしょう。ガススタンドはそれほど多くはないですから。

レンジエクステンダーEVではバッテリーの搭載量が少なくて済みます。仮に1kWh8万円であれば10kWhで80万円発電機が10万円で90万円です。カセットボンベとバッテリーで200kmは走行可能になり、同じ程度走る場合のバッテリーのみの場合に比べ半額で済みますね。例えば、過疎地のGS難民地域の軽トラをEVコンバートするとして、十分使用価値が高いのではないでしょうか?

現在EVを使用してる方々、今買おうとしている方々はEVを理解して購入、使用しているわけで問題はあまりないようですが、そうでない方々は走行距離の不安が強いので距離を延ばせるものが必要になります。それも比較的低価格で。

バッテリーを除くコンバート費用は使用するパーツによりますが、取り付けまで含めて~120万円程度と予想します。安いパーツで組めば80万円程度か?今後はもう少しだけ低下するでしょう。

SilentDriveではガス発電機搭載のレンジエクステンダー型EVの製造を計画しています。まだ、ガス発電機が実証実験前なので詳細は書けませんが、ガス発電機製造会社の技術支援をいただき製造したいと計画しています。なお、FIAT500EVやオールドFIAT500のレストア販売を含めて、支援者様、パートナー様を募集しています。

  


Posted by 神前あそん at 09:48Comments(0)電気自動車