› サイレント・ドライブ › 2012年03月13日

2012年03月13日

オバマのEV

オバマ大統領演説で「EV-Everywhere」と名づけられた環境対応車の普及プランを公表。


この計画の中では、今後10年以内に、現行のガソリン車よりもクリーンかつ使い勝手に優れ、米国の平均的所得層が購入できる価格帯の環境対応車を開発することが第一目標に掲げられた。

具体的には、2022年までに、米国企業が世界に通用する5名乗りの普及価格EVを量産できる体制を整える。現行比で50%コストを抑えたリチウムイオンバッテリーの開発や、1回の充電で最大300マイル(約483km)を走行できる性能の実現が目標に挙げられている。とのことです。Response

今後10年以内という話なので実現は可能でしょう。現行比でコストを50%削減したリチウムバッテリーも実現は可能です。バッテリーの価格についてはこの2~3年のうちに出来るでしょう。車両の価格としては現在の低価格クラスの価格を目指すわけですが、バッテリーの価格が50%になったとしても難しいと思います。モーターやインバータなどの効率化が進んだとしても目標の一充電走行可能距離であれば60kWhは必要ではないかと思います。仮に1kWhで3000円を切る価格であれば、数年分のガソリン代を先払いしていると考えても十分低価格とはいえるでしょう。高い目標を掲げてそれに邁進して欲しいと思います。

kWhあたり30000円(BMS)込みのバッテリーを実現してくれればEVの販売に弾みがつきますね。中国のサンダースカイ社、韓国のLGケム社では既にこの価格らしいです。ただ、先のボルトの発火問題がありますし安かろう悪かろうでは。サンダースカイ社のバッテリーは燐酸鉄なので重量等が問題です。一長一短がありますが、急速な需要増大で生産量が増えれば競争が生まれ価格も性能も向上すると思います。

リーフ米国仕様
  


Posted by 神前あそん at 17:31Comments(0)電気自動車

2012年03月13日

キア量産EV

韓国現代自動車グループは今年、電気自動車(EV)の開発に全力投球する。



韓国・中央日報などによると、同グループの起亜は今年、小型EV「レイEV」を公共機関を中心に2500台納入し、来年までに民間市場でも販売する計画だ。現代グループの起亜自動車は2010年、同社初のEV「ブルーオン」を発表、コンセプトカーとして250台を生産して公共機関に販売したが、一般向け販売はしていませんでした。いよいよ韓国内でもインフラの整備など動きだすようで、本年中に「レイEV」を市場に投入するとのことです。

記事にもありますように、韓国とはいえ現状ではEVの価格はガソリン車の3倍程度になるようです。ガソリン代を前払いしていると考えればそこそこですが、普及には1.5倍~2倍程度が限界ではないかと思います。リーフやi-MiEVも補助金がなければ同クラスのガソリン車の3倍近い価格ではないでしょうか?EV導入の補助金がどうなるのかまだ未定です。当分は補助金頼りなので、補助金次第では今年の販売台数の伸びはかなりの鈍化になるのではないかと危惧します。補助金が出てガソリンの高騰も続けばそれなりに売れるかと思います。リチウム電池の価格が下がるか能力の著しい向上が望まれます。

KIA「レイEV」
  


Posted by 神前あそん at 09:36Comments(0)電気自動車

2012年03月13日

FIAT-500EV

FIAT-500EV by micro-VETT発売予定について。


4月中を目処に日本発売の準備中です。FIATと言えば500ということで、まずは500EVからの導入です。タイプは二つ、一充電140km最高速115km/h、一充電200km最高速170km/h、ユーロの基準です。随時、性能や諸元を掲載していく予定です。

価格的には500万円台後半になる予定です。リーフと比べると少々高くなりますが、走る楽しみはあります。仮予約を募集したいと思います。予約をいただいた方から試乗体験をしていただく予定です。仮予約には費用は不要です。試乗可能な予定が決まりましたら、仮予約を募集したいと思います。


FIAT-e500/Micro-Vett
  


Posted by 神前あそん at 00:53Comments(0)電気自動車