› サイレント・ドライブ › 2012年07月

2012年07月31日

次世代自動車を5割に

新車販売に占める電気自動車などの次世代自動車の割合を5割に高める!?



政府は30日、国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)を開き、新車販売に占める電気自動車などの次世代自動車の割合を5割に高めるなど、2020年までの成長戦略をまとめた「日本再生戦略」を決定した。各新聞社(どこも同じ文面でした・・)


2020年に次世代自動車が50%・・EV、HV、PHV、クリーンディーゼル、第三のエコカー、これら全てを含めての次世代自動車ということだと思います。普及の鍵は二つ~三つ。一つは燃費や排出ガスによるメーカーに対する逆インセンティブ。これをやられるとイヤでも次世代自動車にシフトせざるを得ません。ユーザーはメーカーが作るもののなかから選択するわけですから。

一つは、燃費性能の向上により、結果GSの数が減少して給油が不便になり、選択肢としてEVやPHVが上位に浮上してくるということ。一つは不確定要素ではありますが、普及に伴い次世代自動車、特にEVやPHVの価格が低下することにより購入の選択肢になるということ。走行距離や充電時間を除けば、価格の問題がせめて同クラスのガソリン車に対して1.2倍程度の価格になれば、メンテナンスや燃料費を含めて優位になります。

まあ、政府の思惑通りには行かないのが世の中です・・・カリフォルニア州のような規制が進歩を生むことも多いので、単に成長戦略だといって文章をまとめるだけではなく、飴やら鞭が必要かなと思うところです。2020がターニングポイントではあると思います。

パソコンがバッテリー駆動で1時間程度から10数時間までいけるようになった昨今。EV用バッテリーのますますの性能向上を希望します。もちろん価格もね。

UGOによる会議の・・
  


Posted by 神前あそん at 10:32Comments(0)電気自動車

2012年07月28日

中川自動車商会

松山市の中川自動車商会、電欠EVレスキュー事業来年度開始!とか。



NIKKEIのこの記事は少しわかり難いが、松山自動車商会がスズキの軽トラ「キャリー」をEVにコンバートしてそれを使って電欠車に充電するという内容のようです。

電欠車が自力で充電スタンドまで行ける程度の充電をするとのことですが、このコンバートEVの仕様(100km走行可能)程度では、レスキュー車がレスキューされる結果になる気がしてなりません。まさか、走行用バッテリーからの電力で充電するのではないでしょうね?レスキュー用にはレスキュー用に専用のバッテリーを搭載しないと・・・

四国4県での電気自動車、特にi-MiEVが普及しているようです。電気自動車は1998~2011年で630台導入されているとのことです。

中川自動車商会のコンバートEVと同型機種スズキ「キャリー」
  


Posted by 神前あそん at 09:33Comments(0)電気自動車

2012年07月27日

FIAT500F-EV

旧型500FのEVをレッドスター社が販売とプレスリリースされました。



前回はデロリアンのEVを受注販売していましたね。今回はFIAT500FのEVです。この場合は中古の改造車という扱いになると思われます。当然、次世代自動車振興センターの補助金はいただけません。税金等が免除になるくらいでしょうか?であるなら、しっかりとしたコンバートEVを製作する工房、修理工場などに依頼した方が本体価格も安く、地域によってはコンバートパーツに補助金が出たりします。

急速充電非対応でこの価格は少し高めかなと思いますが、これがポンポンと売れるものなら現在型FIAT500-EVも売れるかもしれないなと、獲らぬ狸なことを数えてみたりしたいです。というか、これがどか~んと売れるのなら、○橋さんとかコンバートEVに詳しく実績のあるメカニックな方々と組みたいですね。(笑)方向性としては好きなんですが、もう少し安い価格でやって欲しかったなと思ったり、思わなかったりとかいろいろ。

  


Posted by 神前あそん at 09:27Comments(0)電気自動車

2012年07月24日

千里浜

日本で唯一、世界でも3ヶ所しかないという自動車で普通に走れるビーチ、千里浜。


千里浜ドライブウェイ(なぎさドライブウェイ)は、石川県羽咋郡宝達志水町今浜から同県羽咋市千里浜町に至る延長約8kmの観光道路です。年々砂浜の砂の減少が起きていますが、今年から大掛かりな対策をするという情報がありました。いろいろな自然条件や河川の人工化が進み、この姿を維持するのは大変な努力が必要です。しかし、後世に残したいところです。いわゆる自然遺産に登録されても不思議ではないと思います。

このビーチをEVで走ってはいかがでしょう。石川県も能登の充電スポットが充実し、のんびりドライブであれば十分EVで楽しむことが出来ると思います。バイクもいいですが、一つだけ注意です。砂地ですからスタンドの下に板状のものを置かないと、ズブズブと沈んで倒れます・・・・


  


Posted by 神前あそん at 09:49Comments(0)電気自動車

2012年07月24日

EV輸入総代理店

輸入車販売会社様、EV関連事業への進出をお考えの企業様へ提携のお願いです。


SilentDriveではFIAT-EV(by MICRO-VETT)の輸入販売に向けて、総代理店業務を担っていただける自動車販売会社様を求めています。主に輸入車販売会社様へメールでご提案とお願いをしています。しかし、100件のメールに対し返信は2件程度です。広告メールやスパムメールと思われて読んでいただけないのか?無関心で無視されているのか・・・少々寂しいものがあります。

EVは独占販売権を持ったからといって、どか~んと売れるというものではありません。なので、提携の条件はハードルは下げています。規模の大小を問わずやる気のある販売会社様と組めればと思うのですが、残念なことに石川県ないの販売会社様からは返信が皆無です。

取扱うEVはFIAT-EV(by MICRO-VETT)で、FIATの車種全てをEV化することが可能です。幸いといえば良いのか、FIAT社自体はEVに対する意欲は低く北米ではクライスラー社が欧州ではMICRO-VETT社が製造を担っています。

FIAT-EVの総代理店となっていただける自動車販売会社様、次世代自動車関連へのご進出をお考えの企業様を募集していますので、ぜひご一緒出来ればと思います。また、スポンサー様や投資家様も募集しています。ご興味をお持ちいただいた方からのご連絡をお待ちしています。

  


Posted by 神前あそん at 08:01Comments(0)電気自動車

2012年07月21日

バスのEV

秋田、沖縄など各地でEVバスの投入が始まりました。



秋田も沖縄も東京R&D社が手がけたEVバスです。東京R&D社は英国でVEMAC社を共同運営し製造した車両を輸入販売していますね。

沖縄ではヒーターが不要?とすれば、秋田での運用と比べいろいろと優位なものがありそうです。EVの弱点は冷暖房ですがバスとなると電力使用量も半端ないのではないでしょうか。そういうことを考えるとEVバスは燃料電池車までかなと。レンジエクステンダー型のEVも良いのかなと思わないでもありません。とはいえスイスの観光地での取組が参考になるのではないかと思います。

といいつつMICRO-VETT社ではFIATの小型EVバス(17人乗り程度)の製造販売もしています。

FIATの小型EVバス(マイクロバス)
  


Posted by 神前あそん at 12:57Comments(0)電気自動車

2012年07月18日

ディカプリオ基金

ハリウッドの有名人気俳優のでカプリを氏がフィスカー社に出資するとのこと。



なんでフィスカー社なの?という気がしないでもありませんが、資金的に苦しくなっていたフィスカー社、良かったね!という感じです。フィスカー・オートモーティブの「カルマ」はいわゆるレンジエクステンダー型のEVです。今年になり予約も始まり快進撃が始まったところです。このまま続くかは不明ですが、この6月にはカナダにも1号店を開設しました。

ハリウッドの俳優など注目される方々はエコだとかそういった取組に関心が高いようで、プリウスに乗ってレッドカーペットへということもありました。意見の分かれることが多い環境活動においても、EVの推進などは万人に理解されるので名声が欲しい方の出資先としては良い案件でしょう。個人ではなくデカプリオ氏の財団を通しての出資になる模様です。

日本の俳優、タレントにはここまでのスケールを求めるのは難しいのでしょうか?いろいろな社会的名活動をされている方は居られますが・・・韓流のヨン様が韓国ベンチャーに投資をしてかなりの利益を得ました。中越地震ではいち早く義捐金を拠出していただいたようでした。やはりこういう部類の有名人はお金がないといけないと思います。

芸の肥やしとかいった散財も良いでしょうが、社会に有益なものに対してお金を出す。もちろん、リターンを考えて投資や出資するべきです。寄付は寄付として別な話ですからね。


ちなみにデカプリオ氏はTOTOのウォシュレットを購入されたとか。お尻もキレイ!笑顔もグッ!
  


Posted by 神前あそん at 11:56Comments(0)電気自動車

2012年07月17日

FIAT500EV

SilentDrive公式サイトのE500情報を修正しました。


E500、TIPE K1をベースモデルとして、オプションで希望のモーター、バッテリー容量を選択出来るようにしました。 価格(暫定)をユーロから円表示に変更しました。サイトに表示される価格はベースモデルの価格として、オプションによる総計価格はお問合せにて見積対応としました。

20kWのAC非同期モーター、バッテリー容量11kWhをベースモデルとして、モーターは30kW、60kWから選択、バッテリーは容量22kWh、33kWhから選択できます。ベースモデルはユーロ基準で一充電走行距離100km 、最高速度105km/hとマイルドな設定です。

オプション使用で走行可能距離が~200km(145km)、最高速度(巡航)~170km/h(115km/h)複数パターンで選択可能になります。(いずれもユーロ基準)

SilentDrive公式サイトのタイトルロゴ
  


Posted by 神前あそん at 23:52Comments(0)電気自動車

2012年07月14日

NTNフランス

NTNフランス・アヌシー市でインホイール仕様の小型EVの実証実験を開始。



ベアリング大手のNTNはベアリングの研究開発で培った技術を応用し、早くからインホイールモータを開発。昨年からは、静岡県などと連携し、国内での実証実験を開始している。Response

EVの普及が進む欧州市場で実証実験を開始することで、商品開発を加速。次世代EVの早期普及に向けた活動を推進する。なお、今回の実験車両は、6月4日、国際的なアニメーションの祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭」のオープニングイベントで公開し、イベント期間中は、各会場の移動に使用している。


このインホイールモーターはSimDriveと共同開発したものだと思います。欧州でのこの小型EVの位置はいわゆる免許不要の超小型自動車に属するものなのでしょうか?日本では軽自動車扱いかとおもうのですが。

アヌシーで公開されたNTN小型EV
  


Posted by 神前あそん at 13:13Comments(0)電気自動車

2012年07月12日

マッキンゼーEVレポート

マッキンゼーは11日、2025年にはリチウムBTのコストが7割減にと発表。



このレポートでは、原油高と厳しい燃費規制で自動車メーカーがハイブリッド車や電気自動車の生産を増やすのに伴い、リチウムイオン電池は量産化によってコストが下がると指摘。また、米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)のような家電メーカーが開発する新技術の採用もリチウムイオン電池のコスト低下に寄与するとしている。とのことです。ロイター

7割減の元になる価格については1kWh当たり500~600ドル(4万~5万円)としているのが興味深い。LGケムや中国製BTでは日本円にして3万円台後半と聞いていました、この500~600ドルは平均ということだとしても日本メーカーBTの1kW当たり10万円からするとかなり安い価格です。仮に1kWh当たり500ドルとして20kWhで80万円となります。この価格であれば5年分の燃料費を先晴らししたと考えれば高くは無いです。最近のメーカー製EVの価格が下がりつつあるのは、そういうことなのかも知れませんね。

そう考えるとEVは自動車だから家電と違うとは、一部ではいえないなと思います。ある程度普及が進むとコスト削減が出来るというパターンで大きく価格が下がります。マッキンゼーのレポートは話半分として・・半分の6~7年後に現状から3~4割の価格低下でも十分です。そうなれば、EVの普及率は予測の倍の速度で達するかも知れません。

EVはオイル交換やエンジンメンテはほぼ不要です。回生ブレーキもエンジンブレーキ以上に利きが良いのでブレーキの磨耗も少ないのです。などなどで、燃費以外でもランニングコストは小さいものです。まあ、肝心のバッテリーの寿命がどうなのか?ここでもバッテリーが重要なファクターになりますね。

これは充電器か?
  


Posted by 神前あそん at 18:56Comments(0)電気自動車

2012年07月11日

スマートエネルギー

NECは報道機関と投資家向けに「スマートエネルギー事業説明会」を開催した。



2007年にNECグループと日産自動車の折半出資会社として設立したオートモーティブエナジーサプライ(AESC)。電気自動車向け電池のシェアは、同氏によれば約50%に達するという。AESCは自動車向け高性能リチウムイオン二次電池の電極に強みがあり、同じ構成の二次電池を車載以外の可搬型や定置型の蓄電システムに展開していく。「電池は一声10年の使用期間があり、電池セルはもちろんだが、電池の制御が重要になる。従って、家電やPCのような価格競争、すなわちコモディティ化は、起こるとしても遅くなるだろう」(同氏)。EE Times

リーフの販売が好調(そこそこ)で搭載する電池の量が多目となればシェアは大きくなるでしょう。今後は定置蓄電システムなどスマートエネルギー事業を推進していくということであれば、コモディティー化の前により低価格で日産以外にも提供して行って欲しいと思います。そのことにより電池市場が活性化し更に高性能かつ低価格な電池が出てくるのではないかと思うのであります。

性能と安全性に高い評価がある日本製リチウムバッテリーではありますが、実際のところ世に出て間もないのが正直なところで、今後どういった不都合が出るのかは不明です。であれば韓国製中国製より安心安全であることに胡坐をかかず、両国製に負けずとも近い価格で商品を提供して欲しいと思います。

といっても、じゃあその製品をコンバート他に向けて提供するか?というとそれは99%ないといえるのでしょうけどね。

リーフバッテリーセル
  


Posted by 神前あそん at 11:26Comments(0)電気自動車

2012年07月10日

MAZDAデミオEV

マツダ、電気自動車「デミオEV」のリース販売を10月から開始とリリース。



「デミオEV」は、高効率なリチウムイオンバッテリーや独自のモーターを搭載することで、優れた加速性能・ハンドリング・乗り心地などの気持ちの良い走りと200kmの航続距離(JC08モード/社内測定値)を両立し、ベース車両と同じ居住空間・荷室容量も確保しています。走行中にCO2などの排出ガスを出さないゼロ・エミッション車として、中国地方の地方自治体や法人顧客を中心に、合計約100台を販売する予定です。MAZDA

近場の地域の公的な機関への限定的な販売なのは、とりあえず出しておくか?!ということなのか、電池が18650タイプとのことで走行データなどの問題なのか?多分、両方の理由かと思います。現状、長期間の走行データーはどの電池メーカーにも自動車メーカーにもないというのが正直なところでしょう。一番心配なのは経年変化と充放電回数による劣化、衝突による内部構造の変化などなど。

電池の不都合による大きな事故は出ていませんが、中国や韓国での車両発火などいくつかあるようです。その他のメーカー車両もリコールにはならない程度で、不都合が出ていると推察します。ボルトの発火は衝突試験の翌々日に放置してあった試験車両から発火があったのです。衝突により内部構造の変化があったようです。

デミオEVの動力用バッテリーは18650タイプのようですが、これは軽量化に資するものです。しかし、汎用の18650タイプの使われ方と違う使われ方なので今後を見守りたいと思います。テスラは電池単体で購入し自社でパッキングと独自のBMSです。例えばパナがそれと同等のものを出してくれば、以前より書いている通り18650タイプのバッテリーは軽量化のためにも、1個が故障しても走行に支障が無いという点でも良いと思うのです。今後のデミオEVを見守りたいと思います。近場の公的機関へのリースだけではなく、全国の個人向けに現金販売が始まればOKということかも知れません。

デミオEV
  


Posted by 神前あそん at 09:15Comments(0)電気自動車

2012年07月07日

EVデザイン

ベンチャーとして販売や製造を前提とした、私が考える理想のEVはこんな感じです。



コンバートEVが基本となりますが、現状のパーツ価格など改造費を考えると何でもかんでもコンバートというわけには行きません。メーカーがコンバートEVより高性能なEVをコンバート費用並で出してきたら、高いお金をかけてコンバートする人はいませんね。ただ、お気に入りの旧車などを仕舞っておくのではなく日常で利用したいとなると、旧車のEV化はかなり意義のあるものだと思います。

そういう前提で、例えばレプリカ車をEVとして製造するのは一定の引合はあるのではないかと思うのです。ただ、ピュアレプリカではなく使い易くモディファイしたものが良いと思います。仏PGO車のセバンヌはP356に良く似た別車種といえるかも知れませんが、その他のP356レプリカモデルなどはレプリカ車を求める方にもマッチしているかも知れません。サイドウィンドーはあるしエアコンもあるし、幌の着脱も簡単。

あの時代のロードスターというかスパイダーというかオープントップなクルマ達は、幌なしとか会っても簡易的でサイドウィンドーが無いモデルも多いです。ちょっと前でもルノーではそういったモデルを出していました。そこまでエンスーではないけどそのデザインに惚れるという方は多いのが旧車達ではないかと思います。若干のモディファイでより使い易くしてそれをEV化するというのが生きる活きる道なのかなと思うのです。

元々2人乗りなのでバッテリーの置き場はいろいろ考えられますので良いバランスを取ることが出来るでしょう。長距離走行にも耐えられるように多くのバッテリーを積むことも出来るでしょうし、発電用の小型エンジンを積むことも出来るでしょう。

ということで、例えばコブラにサイドウィンドーをつけて、幌の着脱も簡単でかつ大きな雨にも対応できるようにする。もちろんエアコンは必須です。簡単に言ってこんな感じであれば、普通にスポーツ車、オープンエアーを好む方の選択肢になるのではと思います。現行のロードスターをEV化する場合、元のメーカーが自社でEV化する可能性が高いので、テスラ社もロータスベースのロードスターは終りです。ここまで有名になれば、自社開発のロードスターを出せるでしょう。

ボディから作りこむガレージカンパニーは別として、電気系とかソフト系からのEVベンチャーは長期間販売できるような車種の選定が必要です。ということで、レプリカ車を若干のモディファイしたEVの製造が吉ではないかと考えるのであります。

P356、カルマンギア、コブラ、ヒーリー、他いろいろあります。レアとは言いつつ、それでも多くの台数が今でも作られているレプリカ車をベースにするのが良いと思います。国内メーカーの旧車をレプリカするのはいろいろと難しいようですが、海外メーカーの古いものやメーカーが無くなったものなら変な摩擦もないでしょう。

仏PGO社のP356モディファイ「セバンヌ」
  


Posted by 神前あそん at 10:55Comments(0)電気自動車

2012年07月04日

アンペラ PHEV

GMの欧州部門オペルが欧州で販売している『アンペラ』が、販売第1位になった。



EV部門での販売1位ですが、販売シェアが20%を超えました。2012年5月期ですが。特に販売が好調なのが、オランダ、ドイツ、スイスの3か国。政府によるインセンティブの効果もあるオランダでは、アンペラは乗用EV市場で77%以上のシェアを獲得。同様に、ドイツでは33%以上、スイスでは44%のシェアを握っているという。ちなみにアンペラはフォード・ボルトの兄弟車でプラグインハイブリッド車です。Response

とりあえずは5月のことで6月はどうなのか?今後は欧州各国メーカーの攻勢があるでしょう。ボルトと同じということは、レンジエクステンダーEVであり、プラグインハイブリッドでもあるというビークルですね。街乗り小型車を除き、当分はハイブリッド車が主流になって行くのでしょう。ただ、当初予想よりPHEVやEVの普及は早まるのではないかと思います。それもこの数年のある時点以後、急速に普及するのではないかと思うのであります。

例えば2020年にはHV、PHEV、EVの合計で50%を超えると予測します。2030年にはFCVもその中に割って入り、既存のエンジン車は20%程度になるかも知れません。などと思ったり思わなかったり・・

  


Posted by 神前あそん at 12:02Comments(0)電気自動車

2012年07月04日

リーフのリース

日産『リーフ』は米国でのリース料を月々289ドル(約2万3000円)へ引き下げた。


もともとリースの価格は日本で儲けて米国での損失を補いつつ普及を目指すような戦略でしたが、車格もあるでしょうがi-MiEVはそれを下回るリース価格を提示しました。ホンダの『フィットEV』は月々389ドル(約3万1000円)のリース料で、今回発表されたi-MiEVのベースグレードの「ES」の場合、249ドル(約2万円)で140ドル(約1万1000円)下回ります。Response

何年のリースかは不明ですが、格安であることは間違いがありません。大手メーカーでなければ出来ない普及のための戦略といえるでしょう。中小メーカーや零細ベンチャーでは価格勝負は難しいと思います。特に同程度の性能では。

クルマ購入の決め手はいろいろあると思いますが、価格とデザインが大きいのではないでしょうか。最近は省エネ性能や環境性能も選択肢に大きく占めています。中小零細メーカーは価格以外の点でユーザーに訴求するべきだと思うのであります。

今回リース価格を発表したi-MiEV
  


Posted by 神前あそん at 09:34Comments(0)電気自動車