› サイレント・ドライブ › 2013年03月03日

2013年03月03日

ランドローバー Defender EV

ランドローバーがディフェンダーをベースにした新型EVを公開。



ランドローバーの中でも最も悪路が似合うディフェンダーは、1990年に登場したクラシカルなモデルです。日本ではメルセデス・ベンツのGクラスがマニアだけでなく、高級車として捉えられているのに対して、ディフェンダーはもっと硬派な、ある意味キワモノ的な存在ともいえるでしょう。ランドローバージャパンでは残念ながら現在は扱っていません。そんなディフェンダーをEV化し公開しました。新型研究車両としてジュネーブモーターショーでも公開されるそうです。ということで、発売されるかは不明ですね。Clicccar

性能としては300Vのリチウムイオン電池を搭載し、出力とトルクは70kW(94bhp)/330Nm、航続距離は50マイル(約80km)以上です。実験車ということで、仮に発売されるとしてもPHEVになるのではないかと予想されます。この手の車は燃費が悪く環境にもやさしくないということで、GMのハマーのように非難の対象になる可能性があります。都市部では電池で走行、フィールドでも電池で走行し環境に配慮。都市部とフィールドの移動は発電用エンジンを動かして充電と走行。そんなパターンで生き残って行くのではないかと思います。

低速から最高トルクを発生する電気モーターは悪路走行にもバッチリ適応しますしね。こういった車がEV化、PHEEV化していくのは今後の流れだと思います。また、配送などもルート配送は純EV(郵便とかヤマトとかサガワとか。)、中長距離はPHEV(中距離でのHVはヤマトなどで利用中。)という形が今後しばらくは続くというかこれから始まると思います。TOYOTAもトラックメーカーなどと共同で実験を始めるようですし。

  


Posted by 神前あそん at 10:33Comments(0)電気自動車