› サイレント・ドライブ › 2012年05月25日

2012年05月25日

スマートEV

ルセデス日本は24日、『スマート フォーツー』の電気自動車の予約受付を開始した。


価格は295万円で、年内の納車開始を予定している。最高出力55kw、最大トルク130Nmを発生する電気モーターを搭載し、最高時速は120km以上という。リチウムイオン電池のエネルギー容量は17.6kwhで、約8時間の充電で140km以上走行(欧州参考値)できるとしている。ただし急速充電には対応していない。Response

補助金は新型のガソリン仕様が159万円とのことなので68万円と予想します。計算方法は(EV価格-元車価格)÷2です。i-MiEVのMタイプ程度の価格ですね。同じく急速充電には非対応です。ガソリン車との価格差が136万円ですが、電池を除いた完成車の価格はガソリン仕様と多分同程度?この価格差で295万円という価格を実現したということは、電池をかなり安く調達しているというこいとですね。

メルセデスはテスラに出資していますし、先日は新型EVの共同開発や部品の調達について発表がありました。しかし、今回のスマートEVについては不明です。仮にテスラから部品を調達したのなら、電池はパナソニックの18650タイプの可能性があります。1kWhあたり5万円以下での調達?それともLGケム他からの格安調達の可能性もありますね。i-MiEVのMタイプのバッテリー容量は10kWh程度なので、2人乗りということを除けば競争力はありそうです。ブランド力もありますし。

国内メーカーのバッテリー調達価格は1kWhあたり10万円程度と聞くので、今後は海外メーカー製EVとの価格差が広がるかも知れませんね。こちらで取扱う予定のe500ではやはり1kWhあたり10万円程度になっていますので、少々高い価格設定になってしまいます。

このスマートEVは急速充電仕様ではなくても、140kmの一充電走行距離であれば十分使用に耐えますね。EVの普及に一役買いそうです。バッテリーの価格低下にも。

スマートEV
  


Posted by 神前あそん at 09:51Comments(0)電気自動車