› サイレント・ドライブ › 2013年01月16日

2013年01月16日

日産のHVシフト

日産はモデルチェンジを含めて2016年までに15モデルのハイブリッド車(HV)を投入する。



志賀COOは、「最終的には、EVや燃料電池車(FCV)といった排気ガスを出さない電気モーター駆動車にシフトしていく、という長期的な流れには変化はない。方針を変えたわけではない」と言う。だが、新たに打ち出したHVの大量投下は、EVを先行させたエコカー戦略を修正したことを意味する。TYOKEIZAI

ただ、HVは2L以上の中型車の分野だけという当初のスタンスは変えないようです。とはいえ、他社が中小型車の分野でHVを投入しているので、競争の激化により収益に大きな影響があればそのスタンスは変更されることは考えられます。

いずれはEVやFCVなどモーターを動力とした自動車が主流になることは明白ですが、その時期となるといつといえる方は何処にもいないと思います。今回のモデルチェンジを含めたHV戦略にプラグインは1車種だけとのことですが、モーター動力車が主流になると明言している限りはPHVをもっと投入すべきではないかと思うのであります。その際にはレンジエクステンダータイプを希望します。

例えば、リーフに小型の発電用エンジンを搭載してレンジエクステンダータイプのEVにするくらいの大幅なマイナーチェンジがあっても良いのではないかと思います。この場合、小型であればガス発電機でもかまいません。どうせならそこまでやって欲しいなと。三菱がEVを主体としたPHEVを発売したように。

  


Posted by 神前あそん at 09:51Comments(0)電気自動車

2013年01月16日

APEV共同購入

APEVが超小型EV向けモーター/インバータを共同購入へ、価格目標は500ドル。



電気自動車普及協議会(APEV)は、2人乗りの超小型電気自動車(EV)の開発促進を目的に、共同購入によって走行用のモーターとインバータを従来よりも安価に入手するための取り組みを進めている。価格目標は、最高出力が5kWのモーターと、このモーターを駆動するインバータの合計で約500米ドル(約4万4000円)である。MONO

今回の共同購入の取り組みのベースになっているのが、フィリピンの交通機関として広く利用されている三輪タクシー(トライシクル)を代替する超小型EVの開発プロジェクトである。apevはこのプロジェクトに関わっているので、自プロジェクトのためという側面はありますが、何回かいうようにドイツのアーヘン工科大学のような取組が日本にない限りは、今回の提案はコンバートEVを含めEV製造に関わる企業には良い提案ではないかと思います。

このやり方であれば、例えば大メーカーから調達した方がより安く信頼性の高いパーツの入手が可能になります。ある程度のロットがあれば大メーカーは提供しなければいけないという決まりを作ることが前提ですが、普及と安全性のためには必要な措置ではないかと思うのであります。大した量にはならないかも知れませんが。

  


Posted by 神前あそん at 09:05Comments(0)電気自動車