› サイレント・ドライブ › 2012年12月14日

2012年12月14日

マグネシウム・バッテリー

マグネシウム電池の実用化試験がいわき-仙台間で行われました。


東北大未来科学技術共同研究センターと古河電池(横浜市)、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのグループは11日、マグネシウム電池搭載の3輪電気自動車(EV)の走行実験を福島県のいわき-仙台両市間で行った。河北新報社

またまた新しい電池の開発が行われています。マグネシウム電池はいわゆる燃料電池に分類される発電型の電池です。『燃えにくいマグネシウム合金を負極に、酸素ガスを正極に、食塩水を電解液に利用する。食塩水を使用時に入れることで、使用時まで長期保存が可能となり、災害時の非常用電源として期待できるという。』この辺りがミソということなのでしょうか?実証実験でEVにも使用できることが実証できました。構造的には水素を使う燃料電池と比べ簡単でコストも低いと予測できます。

画像を見ると電池のサイズが分かりますが、4kWhでこのサイズなのでもう少しの小型化が必要かと思います。どんどん、新しいタイプの電池についての発表がありますが、実際に発売されたという話は聞きません。こういう事例は電池関係で特に多いように思いますが、実用化に期待したいと思います。

個人的にはIBMなどの空気リチウム電池に大いに期待しています。しかし、これも中間発表がないので現在はどの程度進んでいるのかは不明です。


  


Posted by 神前あそん at 09:03Comments(0)電気自動車