サイレント・ドライブ

インホイールモーターの電気自動車が中国で生産され、自動車の世界に革命を起こす。



いつの記事かと思ったら今の記事らしい。日本ではかなり前からインホイールモーターについて言われています。記事では、アイデアはアメリカと中国の投資家の気に入り、ミシガン州の企業はこのタイプの自動車を製造するためにすでに8,400万ドルを獲得した。企業のサイトが伝えるところでは、最初のプロトタイプは数カ月以内に中国の溧陽で製造されるだろう。とのことです。WIRED

さらに重要だと思われるのは、この企業の会長兼CEOが、最初の現代的な電気自動車の父で、ゼネラルモーターズのためにEV-1を開発したボブ・パーセルであることだ。ともいってますが、今更という気がしないでもありません。エリーカは実験車の域を超えていませんが、SIM DRIVE関係で開発はしているようです。ただ、大々的に発売時期が明示されることはありません。NTNが実証実験をしていますので期待しています。

インホイールモーターの実現化は清水教授のエリーカにありますが、特許とかはないのでしょうか？こういった記事はぶち上げるだけで実際の製品化はあるのか？あってもいつになるのかは不明なことが多いのですが、果たして今回は？と興味津々ではあります。

記事で書かれていることは今更という感が多いものですが、中国と米国の投資家と企業が手を組むというごり押し組の結成が気になるところです。

インフォイールモータのシステムはモーターの数が増えることになるので価格を抑えることが出来るか？というところが一番の課題です。また、制御するモーターも増えるわけでコントローラーなども価格はそれなりになるでしょう。エリーカ他実証は出来ているのに製品化しないのは価格的な問題ではないかと思っています。