› サイレント・ドライブ › 2012年10月16日

2012年10月16日

コンボ規格

米国自動車技術会はEV、PHVの充電規格としてコンボ方式の採用を決定と発表。



SAE International(米国自動車技術会)は2012年10月15日(米国時間)、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の急速充電規格として「Combined Charging System(コンボ)」を採用すると発表した。MONO

いろいろな政治判断があったと予想されますが、CHADEMO方式は既に設置され始めている分けで2年後といわれるコンボ方式が始める頃には、多くの急速充電設備がCHADEMOになっていることが予想されます。このコンボ方式はユーロで提唱された方式ですが、昨今のユーロの経済状況を見ると設置が予定通りに始まるのか?始まっても設置件数の伸びはどうか?などなど疑問、不安があるわけです。

仮に欧米は独自路線としてこのままコンボを推進したとしても、充電設備を両対応に改造すれば良いわけで、その方がEVやPHVに2方式に対応させる必要はないでしょう。多分、日本国内でCHADEMOが普及したとしても障壁だとごねることは予想されますので、結局両方に対応することになるでしょう。まあ、2ヶ所の充電口が必要なのがCHADEMOの欠点で、その他は一長一短なのでどちらでもと思います。

問題は、EVを普及させるためにはそれなりの数の充電設備の設置が必要だということです。多くの場合は、安心を担保するということが指名だとは思います。基本は自宅充電ですから。この2~3年のうちにバッテリーの性能が2倍になるかどうかの方が重要かなと思うのであります。

ということで、結局はバッテリーメーカーさんに期待!ということですね。

コンボ方式の充電ケーブルコネクタ

チャデモ方式の充電ケーブルコネクタ
  


Posted by 神前あそん at 18:01Comments(0)電気自動車