› サイレント・ドライブ › 2012年09月29日

2012年09月29日

三菱アウトランダーPHEV

パリモーターショーで来年発売予定のアウトランダーPHEVをお披露目。



まず初めに、三菱ではシリーズ型というかレンジエクステンダー型EVであるため、プリウスPHVとの差別化もありPHEVとよりEVに近いのだといっております。

何処かの記事では日産リーフとの比較で、間違えてリアルEVであるノートと比較してとありました。(笑)まあ、それは別としてレンジエクステンダー型のEVの方がプリウスHVやPHVより燃費に信憑性がありますね。(記事が多いのでリンクは設定しませんので、検索して下さい。)

ガソリン車初めEV、PHV、EVなど今後ますます燃費性能の良い自動車が出てきますが、ガソリンの消費が減るということはGSの経営を悪化させることでもあり・・諸刃の剣?今でもGSの廃業が多いようですが、田舎の過疎地と違い少し行けば他のGSがあるので問題としては顕在化していません。本来というか現状のEVではどちらかというと都市型ヴィークルといった感がありますが、GSの問題もあり地方の郡部から支持率という点でEV化やPHEV化が進んでいくかも知れません。

災害に対する懸念のある方々は、選択できる車種が増えれば発電能力に優れたPHEVの購入を検討するかも知れません。いつになるかは不明ですがEVは主流になるという予想は変えませんが、そのEVが燃料電池のFCVなのか燃料発電機搭載のPHEVになるかは、今後の2~3年で決まるかも知れません。

アウトランダーより先にスイフトがレンジエクステンダー型EVの発表をしています。来年早々には発売されるでしょう。いずれもガソリン発電機を搭載しているわけですが、GSの減少問題を考えるとガス発電機搭載も視野に入れても良いのではないかと思うのです。

ガス発電機の能力はどの程度かはまだ調査不足ではありますが、そういった需要が増えれば供給も増えるわけで使える製品が出てくることを期待したいと思います。少しお話をしている会社の社長さんのところではPHEV用のガス発電機を開発中で、そのうちコンバートEVで実証実験したいとのことでした。価格的には本体10万円以下でとのことなので、車載用として型式認定を取れるものならコンバートEVの高性能化も進むかも知れませんね。

アウトランダーPHEV
  


Posted by 神前あそん at 13:25Comments(0)電気自動車