› サイレント・ドライブ › 2012年07月10日

2012年07月10日

MAZDAデミオEV

マツダ、電気自動車「デミオEV」のリース販売を10月から開始とリリース。



「デミオEV」は、高効率なリチウムイオンバッテリーや独自のモーターを搭載することで、優れた加速性能・ハンドリング・乗り心地などの気持ちの良い走りと200kmの航続距離(JC08モード/社内測定値)を両立し、ベース車両と同じ居住空間・荷室容量も確保しています。走行中にCO2などの排出ガスを出さないゼロ・エミッション車として、中国地方の地方自治体や法人顧客を中心に、合計約100台を販売する予定です。MAZDA

近場の地域の公的な機関への限定的な販売なのは、とりあえず出しておくか?!ということなのか、電池が18650タイプとのことで走行データなどの問題なのか?多分、両方の理由かと思います。現状、長期間の走行データーはどの電池メーカーにも自動車メーカーにもないというのが正直なところでしょう。一番心配なのは経年変化と充放電回数による劣化、衝突による内部構造の変化などなど。

電池の不都合による大きな事故は出ていませんが、中国や韓国での車両発火などいくつかあるようです。その他のメーカー車両もリコールにはならない程度で、不都合が出ていると推察します。ボルトの発火は衝突試験の翌々日に放置してあった試験車両から発火があったのです。衝突により内部構造の変化があったようです。

デミオEVの動力用バッテリーは18650タイプのようですが、これは軽量化に資するものです。しかし、汎用の18650タイプの使われ方と違う使われ方なので今後を見守りたいと思います。テスラは電池単体で購入し自社でパッキングと独自のBMSです。例えばパナがそれと同等のものを出してくれば、以前より書いている通り18650タイプのバッテリーは軽量化のためにも、1個が故障しても走行に支障が無いという点でも良いと思うのです。今後のデミオEVを見守りたいと思います。近場の公的機関へのリースだけではなく、全国の個人向けに現金販売が始まればOKということかも知れません。

デミオEV
  


Posted by 神前あそん at 09:15Comments(0)電気自動車