› サイレント・ドライブ › 2012年04月03日

2012年04月03日

改造EVの産業化

某EVホンダ本田昇氏が「平成23年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞。



コンバートEVの旗振り役として、またはドンキホーテのような役割で全国各地を回った氏に「平成23年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」が授与されました。EVhondaは、改造EV用のキットを販売するとともに、人材の育成にも注力しているが、新潟県から全国初の改造EV補助金が決定されたとのことです。900万円、1台30万円の30台分の補助金です。これは改造費の1/5程度(30万円限度)を30台に支給するというものであり、複数の改造EVへの直接的な補助金としては全国初となります。今後は、他の自治体や国にも補助金制度導入を働きかけるつもりとのことです。

TANARU(山口県山口市、横岡摂樹社長)が製作したスズキ「エブリイEV」が車検に合格し、ナンバーを取得しました。この改造に使用されたのが、オズコーポレーション(神奈川県横浜市、古川治社長)が開発し、実用新案登録した「ボルトオンキット」です。ボルトオンキット化することで、改造申請が非常に簡易化するようです。

このようにコンバートEVの事業化は進んでいます。残念なのは古い車両をコンバートしても割増税があるということです。良いものを長く使う、気に入ったものを長く使う、エコな精神でもあるのですがね。是非古い自動車でもEV化して安全基準を満たしているなら、割増税は止めて欲しいものです。

授賞式の本田氏
  


Posted by 神前あそん at 19:09Comments(0)電気自動車