› サイレント・ドライブ › 2012年01月12日

2012年01月12日

Voltの判断

世界的な景気下降により電気自動車の販売は予想以上に伸びていません。



ゼネラル・モーターズ(GM)は10日、この6月までにプラグインハイブリッド車(PHV)「シボレー・ボルト」の将来性を見極め、場合によっては生産を縮小する方針を明らかにした。スティーブ・ガースキー副会長が話した。日産の電気自動車(EV)「リーフ」も販売が予想を下回っているが、 同社もGM同様、EVの販売は今後回復すると考えている。


両社のEVにかける気持ちの違いが出ているニュースではないかと思います。中途半端に販売してしまったという感がぬぐえませんね。であれば専用車ではなくガソリン車と共用できるボディーで製造するとか、既にあるガソリン車をベースとしてEV化(VOLTはレンジエクステンダーですが)すべきではなかったかなと思うのです。それともFIATのように自社は自社の強みの部分を活かし、EVなどは関連会社に任せて様子を見るべきではなかったかと。三菱や日産ほどの覚悟がなかった気がします。

まあ、多くのメーカーはコンセプトカーとして様子見が多いです。カリフォルニア向けにEVなどを持っているという態度も重要でしょうから、コンセプトから販売に到るまでは時間がかかりそうです。ということで、VOLTは勇み足だったか、単に不景気で弱気になっているのか今年一年を待ちたいと思います。

  


Posted by 神前あそん at 23:10Comments(0)電気自動車