› サイレント・ドライブ › 2011年08月24日

2011年08月24日

地域格差

いよいよ三菱のEV、i-MiEVが150万円台で買える。維持費を考えると格安です。


廉価版のi-MiEV販売価格は260万円とまだ高価ですが、政府の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」74万円、神奈川県の「電気自動車導入補助金」37万円を活用すれば150万円台と軽自動車並みの価格で購入できます。神奈川県以外にも東京都、埼玉県などの地方自治体が電気自動車の補助金制度を設けていて、神奈川県以外でもi-MiEV M を150万円台で購入することが可能です。さらに、電気自動車補助金制度を導入している市・区などもあり、その補助金制度を活用すればユーザーはEVを実質的に100万円台前半で購入できます。

おお~、何と!地域間格差があることかと。国民が平等であるというのはここでも幻想ですね。国の補助金や自動車税とか収得税は等しく平等ですが、石川県でi-MiEVを買おうとすると、大体187万円ほどになりますが、例えば横浜市で買うのと車種にもよりますがGグレード(車両価格260万のタイプはMなので若干違いますが)だと48万円の補助がありますので、102万円と85万円も違うのです。これは法の上の平等を逸脱していないか・・・まあ、ソーラー発電なども石川県では国の補助だけで県や自治体の補助はありませんね。


  


Posted by 神前あそん at 19:09Comments(0)電気自動車

2011年08月24日

EV事業

最近はEV関連のニュースも多く多くなってきました。


『国土交通省関東運輸局は19日、コンバージョンEV(改造電気自動車)の安全性・信頼性の確保と改造作業の安全を確保するため、自動車整備士を対象としたセミナーを今年10月に横浜で開くと発表しました。』といったセミナーなども多くなっています。(先日の記事に投稿しました)

コンバージョンEV(改造電気自動車)もボルトオンキットなどが販売され、町の自動車工場で簡単にコンバートできるようになると思います。キットの価格やバッテリーの価格が低下すれば一挙に普及するかも知れません。メーカー製EVも各メーカー開発が進み多くの車種が発売されるのも、そう遠くはないでしょう。

PCやAV家電ほどではないでしょうがある程度モジュール化すると考えます。メーカー独自の仕様はあるでしょうが、エンジン以上に似通ったものになるはずです。電気自動車の他社との差別化はなんでしょう?デザインも差別化に重要な役割を果たすかも知れません。

日本のEVベンチャー のうちZEROスポーツ社、オートイーブジャパンは残念ながら普及前に消えた行きました。現在は大学発が多いようですが、バイクの黎明期のように雨後の筍ほどベンチャーが出てきても良いのではと思います。昨年はスモール・ハンドレットという言葉がもてはやされました(一部で・・)中国は今そのような感じですね。

現在、町の自動車工場でもなく、自動車関連メーカーでもありません。0からEVメーカーを立ち上げるのはかなり困難が多いでしょう。しかし一番の問題は技術的な問題ではなく、資金的な問題です。二番の問題は販売や経営の問題でしょう。

ワーゲン・ビートル用EV化キット
  


Posted by 神前あそん at 17:10Comments(0)電気自動車