› サイレント・ドライブ › 2011年08月19日

2011年08月19日

コンバーチブル・ノーツ

コンバーチブルというとロードスター、スピードスター、カブリオレなどなどオープンカーを思い浮かべますね。


ここでいうコンバーチブル・ノーツとは米国でシードベンチャーの資金調達の方法の一つです。シード、スタートアップの資金不足のベンチャー企業へ資金を供給してくれるのはいわゆるビジネス・エンジェルという存在です。シードという会社設立前の株式発行がない段階、スタートアップという株価が0に近い状態で株式をもらっても・・・というベンチャーに資金を供給するのはリスクが高いといわざるを得ません。

しかし、その事業に賛同して後押ししたい。そんな場合、株式の伴わない社債のようなものを発行することになります。融資と出資を併せたような投資です。とりあえず融資として期限を切り、毎年一回か二回金利のみ支払います。期限または期限前に第三者割当増資などの引き受けがあった場合、ビジネス・エンジェルが望めば株式として支払います。この場合、第三者割当増資の8割り程度の株価で支払います。期限が到達した時に増資行う予定が無かったり、ビジネス・エンジェルが望めば元金を返済することになります。

まあ、リスクがあるかというとやはりあるわけです。投資を受けるベンチャーは必至にそれに応えることが求められます。立上当初から自分のためだけではなく、成功するという強固な意志が必要です。

コンバーチブルというとやはりロードスター?記事内容とは関係ありません。
  


Posted by 神前あそん at 18:59Comments(0)ご案内