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2012年11月14日

EVを殺すな。

自動車ジャーナリスト桃田健史氏の「EV今を殺すな」というエントリー。



EVの自然死はありました。第一の殺人はあのEV1「だれがEVを殺したか?」に詳しいところです。今回桃田氏のエントリーでは持上げておいてド~ンと落とすのはいかがなものか?という内容です。おっしゃるとおりマスコミの常套であると思います。

確かにEVは育ち始めたばかりなのにやたら持上げる風潮がありました。意味もなく持上げたのですから、それ以上持上げることができず手を離したらド~ンと落ちるわけです。EVが育つにはもう少し時間が必要です。ガソリン車と同じ性能や利便性を求めるにはまだ無理があります。ほんの少しの不都合に収めようとしても、その場合は急速充電器などのインフラの整備、バッテリーの大量搭載など価格の上昇は回避できません。

EVは自宅で充電してその周辺で利用するものと思っています。バッテリーの高性能化が進めばその限りではありませんが。それを考えると、当分の間は大量生産ではなく少量生産でデザインなど特徴がある製品や旧車のレプリカやコンバートが良いのではないかと思います。また、自宅周辺地域が主な使用地域とすれば、今後発売される超小型自動車や原付自動車の性能向上で良いとも思います。

その他、軽トラックや軽バンはEVと相性が良いといえます。特に軽トラEVは過疎地でより利便を発揮します。GSの減少は全国で起きていますが、特に過疎地では1店の撤退廃業も影響が大きいです。ガソリンを入れるのに往復30kmとか・・・軽トラで長距離を走ることはほとんど無いでしょう。であれば、自宅で充電できるEVは便利といえます。もちろんコンバートEVでもOK。

工場内で使用するフォークリフトなど既にEV化されている事例は多いです。まずは適材適所がゆっくりとEVを成長させるのに良いのではないかと思うのであります。

トヨタiQのEV「EQ」
EVを殺すな。



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Posted by 神前あそん at 10:30│Comments(0)電気自動車
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