› サイレント・ドライブ › 2012年10月01日

2012年10月01日

AMG SLS EV

量産では最高速度になるというSLS AMGのEVが公開されました。


AMGによって開発されたフロント・エンジンのスーパー・スポーツだ。1950年代の伝説的スポーツカー「メルセデス・ベンツ 300SL」を最新技術で現代に甦らせたという触れ込みで、日本では2010年に2,430万円という価格で発売されている。このSLS AMGをEV化したものです。CTEC

カーボンファイバーを多用したボディーを4個合計で552kWのモーターで、0-100km/hまで3.9秒で加速させ最高速度は250km/hでリミッターが作動します。発売は2013年の予定で、価格は19%の付加価値税込みで41万6,500ユーロ(約4,174万円)と発表されていますが、国内価格は不明ですがこの付加価値税込みくらいの価格になるのではないでしょうか?税別で・・・

このような車種であればそれなり以上の価格でも購入者はつくでしょう。しかも、AMGが作るコンバートEVであるので信頼もあるでしょう。それを考えればテスラが有名な車両をベースとはいえ大きなチャレンジだったと思います。見所があるからといって何度も破綻を繰り返すEVメーカーも多いのです。

EVベンチャーはユニークな小型EVを作るか、ユニークな車両をベースにEVを作るという方法が良いのではないかと思うのです。ゼロから作るには資金の問題が大きすぎますから。では、ユニークなベース車とは?今後の課題です。

SLS AMG EV
  


Posted by 神前あそん at 11:26Comments(0)電気自動車

2012年10月01日

ミニキャブトラックEV

三菱自動車が軽トラックEV、軽商用車モデル「MINICAB-MiEV」に続く第3弾。


メーカー製コンバートEVではいつも言われますが、見た目はミニキャブトラックとなんら変りません。(笑) 

電気自動車の性能で重視される“電費”の点ではi-MiEVから多少劣る。1キロメートルを走行するのに必要な電力量(交流電力量消費率)は120kWhになり、i-MiEVの110kWhよりも9%多い。先ごろ公開された世界最高の電費を誇るトヨタの小型電気自動車「eQ(イーキュー)」の104kWhと比べると15%上回るが、日産の「リーフ」の124kWhよりは少ないレベルだ。とのことです。

先のミニキャブEVやi-MiEVのMタイプと同じ容量のバッテリーで、近距離輸送に特化したものとなります。補助金を使えば130~150万円程度との予想が出ていますが買い易い価格かと思います。エコカー補助金は終わりましたが、EVなど向けの補助金はまだまだ潤沢に有、来年の3月の期限まで十分な余裕があります。

メーカー製の新製品がこの価格であれば、鉛バッテリーのコンバートEVに100万円超をかけるのはどうなのかなということになります。コンバートEVの部品への補助金は新潟県で実験的にありましたが、その後も続くわけではありません。来年の補助金終了後は100万円のコンバート費用もそれなりの価格ということになるのではないかと思います。この軽トラEVは実用的だなといつも思っています。コンバートEVにも補助金があれば良いと思うのですが、せめてバッテリーをリチウムにしたら補助金を出すとかしていただければ普及に弾みがつくのではないかと思うのです。

「MINICAB-MiEV」
  


Posted by 神前あそん at 09:17Comments(0)電気自動車