› サイレント・ドライブ › 2012年06月21日

2012年06月21日

フィットEV

ホンダは20日、 この夏発売予定の『フィットEV』についてアピールした。


ホンダの伊東社長は「EVとして満を持して我々が世の中に提供するのが第二弾ということでは、やっぱりEVとしての性能が素晴らしくて、なおかつ乗ると結構、楽しく良く走るという、車としての進化を一番のアピールポイントにしたい」と述べた。Response

ホンダはかつて1997年に専用設計の電気自動車『EV Plus』を日米でリース販売していた。4人乗りのハッチバックボディにニッケル水素電池を搭載し、1充電あたりの走行距離は210km(10・15モード)と、当時としてはかなりの性能であったが、今回発売の『フィットEV』は高効率の電動パワートレインと20kWhのリチウムイオン電池により航続距離210km(JC08モード)を達成している。また、電力消費率(電費)が29kWh/100マイルと、米環境保護庁から米国最高の電費性能の認可を得ている。

リーフのような専用設計よりは、売れている車種をEV化する方がデザイン的に売行きに対する貢献度が分かり易いと思います。それに、どれほど売れるか分からないEVに専用設計、専用デザインはリスクが高いということでしょう。それを考えると日産の自信は大きい。

F1設計に実績があり燃費競争で2年連続で優勝しているゴード・ンマレー氏の論を待たずとも、軽量化が燃費向上の大きなファクターであることは動かせない事実です。 そうなると、専用設計の方が軽量化しやすいということです。EVの場合は車体の軽量以外にバッテリーの軽量化が重要ですが、バッテリーの性能が倍になれば重量を半分に出来ます。この場合、走行距離は軽量化の分だけ増えることになりますね。ということで、相変わらずですがバッテリーの性能向上が待たれます。

ホンダ 『フィットEV』のボンネット内。水冷のようですが、ここで余分な電力を消費するような・・・インバーターもコントローラー、モーターも発熱の小さいものが良いと思いますね。そういう部品はまだ信頼性が低いということなのでしょうか?

かつてのホンダEV『EV Plus』
  


Posted by 神前あそん at 08:56Comments(0)電気自動車