› サイレント・ドライブ › 2012年04月20日

2012年04月20日

連結型EV

中国の奇瑞汽車は北京モーターショーにおいて、コンセプトカーを初公開すると発表。



奇瑞汽車(チェリーモーター)は1997年に設立。現在では、中国自動車メーカーの「ビッグ5」に入る大手だ。同社が北京モーターショー12で披露するのは、チェリーブランドのコンセプトカー、@ANT。未来のシティコミューターを提案した1台である。Response

チェリーモーターはビッグ5の中でもEVに注力している会社で、以前このブログでも低価格EVについての記事を投稿したことがあります。今回モーターショーで初公開する連結可能なEVはレンジエクステンダーです。中国政府の発表によると2020年までに500万台のEVを走らせるという目標があります。中国の強みはスピード感です。この500万台のEV(PHV含む)は日本企業に優位という記事もありますが、低価格であることスピードを持った展開が出来るかということでは敵わないかも知れません。

チェリー社は2012年3月には、英国のジャガー・ランドローバーと中国合弁会社の設立で合意したように、技術力の向上もスピード感を持って進めていこうとしています。中国メーカーのボディーワークが向上したら、EVでは価格差をものともしない技術差は難しいでしょう。早急に燃料電池車の低価格化やPHEVの更なる進化が求められます。

とはいえ、現状の中国車を日本に導入するのは、インドのタタ社のナノを持ち込む以上の困難がありますが。

連結型レンジエクステンダーEV「@ANT」
  


Posted by 神前あそん at 19:34Comments(0)電気自動車