› サイレント・ドライブ › 2011年12月14日

2011年12月14日

コモディティー化

ウガンダ有数の国立総合大学マケレレ大学は、EVを自ら開発した。



実験でEVは大学周辺の駐車場から4キロの走行に成功したものの、今回のテストでは課題も露呈した。後進はスムーズに進んだが、肝心の前進加速性能に不満の残る結果になったからだ。走行時には、目視による計測で最高時速60キロを出したというが、大学関係者によれば時速100キロでも走れるようにつくられているとしている。(sankeiBZ)

ウガンダにとっては大きな一歩ですね。ただ、独自開発といっても大方は汎用パーツを組み合わせて組み立てたのではないでしょうか?であれば今回の費用は理解できますが、それにしても少々割高感は否めません。EVは組立産業化するといわれていますが、これは途上国が自動車産業を自国で持つことが出来ることになります。EVにおいては全てを自社開発するよりコモディティー化する部品をうまく組み合わせることが必要だと思います。

先進国のEVにおいてもコモディティー化することは否めません。他社との違いをどう出していくのかが重要なファクターになります。コストパフォーマンスか?デザインか?利用するシチュエーションにマッチした製品の提供が必要になりますね。

このウガンダの取組はいずれ自国に花を咲かせることになると思うのです。人件費などを考えると記事の中にあるような価格以下に出来るはずですしね。

画像はsankeiBZより
  


Posted by 神前あそん at 13:00Comments(0)電気自動車