› サイレント・ドライブ › 2011年09月14日

2011年09月14日

海外展開

中小企業の間でも東南アジアなど海外に生産を移転する動きが広がり始めた。


政治は3流でも何とかやってこれたのは民間の自助努力ですが、いよいよかつて無い円高で国内でのものづくりが難しく、苦しくなってきました。もともと国内での車造りはBUBUミツオカの例にもある通り簡単ではありません。確かに規制のあるところに革新は生まれますが、世界的な規制とは別な独自の規制、規制のガラパゴスでは進歩の意味はありません。(文化的には独自の進歩は需要でしょうが、経済的には・・)

トヨタの生産システムの研究者であるミシガン大学のジェフリー・ライカー教授が「日本のものづくりの優位性はまだまだ続く。」といってますが、日本のではなく日本籍の企業のということではないでしょうかね。どれだけ素晴らしい技術を持っていても下請け仕事が多い中小企業は、大手企業の政策に翻弄されるだけです。大手メーカーの海外生産や海外進出が加速するならば、それについて行くしかないのでしょう。


もともとEV造りには英国のバックヤードビルダーとの連携を考えていましたが、アジアの国での展開や中国のベンチャー企業との連携も考えなければいけないのかも知れません。中国は電気自動車に力を入れています。これにはいろいろな理由がありますが、まだ世界的にスタートラインに立つメーカーが少ないこともあります。レアアースやレアメタルを戦略的に使うという考えもあるのでしょう。

閉塞感の塊の日本では支援者を探すことさえままなりません。少ない資金を円高で活かすことを考える必要があるかも知れません。といっても、少ない資金を稼ぐ手立ても停滞しているのですが・・(涙)中国というといろいろ問題がありますが、中国のEVベンチャーと何がしかの協力が必要かも知れません。そういった展開を考えている中国EVベンチャーがいたら連絡ください。(笑)企画の提案くらいしますので。


中国製EVの進歩は早い!(ボディ強度は不明ですが・・)画像はモーターショーから。


  


Posted by 神前あそん at 19:07Comments(0)電気自動車