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2013年03月04日

スマートフォーツーEV

スマートフォーツーEVが2012年5月に発表され12月に発売開始しました。



この2ヶ月ちょいでどれくらい売れたのか?ということはデーターがないので分かりませんが、この記事にあるような考えをユーザーが理解すればEV普及の大きな力になるのではないかと思います。補助金後の価格でガソリンモデルに+100万円は気持ちの分かれる価格ではあります。

ガソリンモデルとの性能や価格の比較はこの記事を見てもらうこととして、セカンドカーとして使用できる環境にある方には十分であると思います。

最初のリンク先にあるように、スマートフォーツー自体は長距離を走るためのものではなく、町乗りを前提とした車でそのEV版です。とはいえ、町乗りだけなら今後出てくる超小型車でも問題はないわけですが、冷暖房他装備の点でちゃんとしたEVを求める方にはiMiEV-Mをはじめこのスマートフォーツー・エレクトリックは最適かなと思います。長く使うなら、そのうちバッテリーの高性能化で中距離にも使えるものになるかも知れません。

ちなみに、長距離には使えないわけではなくiMiEVオーナーさんたちのレポートを見れば十分使用に耐えるものではあります。

  


Posted by 神前あそん at 10:05Comments(0)電気自動車

2013年03月04日

EVと産業

EVの普及、一般化への道のりは想像以上に長いなと思いつつ。



GSの廃業等に関する続報は見当たりませんが、減少するGSの最適解はEVなのか?と改めて考えてみたりします。EVが普及すれば電力の問題が云々という記事などを見ますが、それも置いて置いてEVは産業に資するのかということを考えます。

EVは自宅での夜間充電を基本としますが、それでも急速充電設備の拠点数の増加がなければ普及は難しいでしょう。GSの場合雇用を生み出すわけですが、充電スタンドの場合はセルフが基本なので雇用を生むわけではありません。自動車メーカーと電力会社以外は儲けることができません。一時的には充電スタンドメーカーが潤うかもしれませんが、ある程度の設置が済めば簡単なメンテがあるだけです。

かといって省燃費性能の向上やHVの普及でガソリンの使用量は減り続けます。当然GSの経営はジリ貧になるのは明白で、回収の当てのないタンクの改修などには手が出ないところが多く、結果廃業が増えることになります。

EVの普及がGSの廃業を後押しするかと言えば、現状の普及率ではEVが後押ししているとは考えられません。GSはガソリンだけを売っているわけではなく暖房や給湯の燃料も売っているわけで、余禄のあるGSは地域生活を守るためにも何か方策を考えていただきたいと思うのであります。

GSの廃業で減る就業場所をどうするか?例えば、今後出てくる超小型のコミューターなどは地産地消化して大手は直接参入禁止にするとか、EVはフル装備での販売はしないで後付の装備を増やすとか・・・なかなか浮かびませんね。当分の間EVやPHEVは価格の問題が一番でなかなか普及は難しいでしょう。結局は、良くなった燃費の分を使って遠くまで給油に出かけるということになりそうです。取り留めのない話になりました・・・・

  


Posted by 神前あそん at 09:33Comments(0)電気自動車

2013年03月03日

ランドローバー Defender EV

ランドローバーがディフェンダーをベースにした新型EVを公開。



ランドローバーの中でも最も悪路が似合うディフェンダーは、1990年に登場したクラシカルなモデルです。日本ではメルセデス・ベンツのGクラスがマニアだけでなく、高級車として捉えられているのに対して、ディフェンダーはもっと硬派な、ある意味キワモノ的な存在ともいえるでしょう。ランドローバージャパンでは残念ながら現在は扱っていません。そんなディフェンダーをEV化し公開しました。新型研究車両としてジュネーブモーターショーでも公開されるそうです。ということで、発売されるかは不明ですね。Clicccar

性能としては300Vのリチウムイオン電池を搭載し、出力とトルクは70kW(94bhp)/330Nm、航続距離は50マイル(約80km)以上です。実験車ということで、仮に発売されるとしてもPHEVになるのではないかと予想されます。この手の車は燃費が悪く環境にもやさしくないということで、GMのハマーのように非難の対象になる可能性があります。都市部では電池で走行、フィールドでも電池で走行し環境に配慮。都市部とフィールドの移動は発電用エンジンを動かして充電と走行。そんなパターンで生き残って行くのではないかと思います。

低速から最高トルクを発生する電気モーターは悪路走行にもバッチリ適応しますしね。こういった車がEV化、PHEEV化していくのは今後の流れだと思います。また、配送などもルート配送は純EV(郵便とかヤマトとかサガワとか。)、中長距離はPHEV(中距離でのHVはヤマトなどで利用中。)という形が今後しばらくは続くというかこれから始まると思います。TOYOTAもトラックメーカーなどと共同で実験を始めるようですし。

  


Posted by 神前あそん at 10:33Comments(0)電気自動車

2013年03月02日

EV、HV普及予測

富士経済の世界のHV、EV、PHV、「2013年版 HEV、EV関連市場徹底分析調査」



記事ではPHVの販売予測がHV、EVに比べ少ない気がしますが、2030年には搭載する電池のコストパフォーマンスの向上を考えるとPHVはもっと伸びるのではないかと思います。

さらに記事では日産リーフ以外は・・とありますが、国内ではi-MeEVも検討してますよね。まあ、電池のコストパフォーマンスが向上したとしても充電時間がネックになり、大量搭載難しいかも知れません。とはいえ、一充電で300kmは可能になり航続距離に対する不安が減り普及の後押しになるのではないでしょうか。

この予測は世界のということなので、新興国での燃料高騰や環境対策を考えるとEV、HV、EVともに増えると考えられます。特に新興国ではGSや充電スタンドも含めたインフラが自動車の普及に追いつかない気がします。国内においてはGS過疎地が今後ますます増加しそうなので燃費性能のよい自動車がより求められていくでしょう。ということで、EVラバーではありますが、PHVというかPHEVが牽引する可能性が高いといえます。

  
タグ :EVPHEV


Posted by 神前あそん at 10:02Comments(0)電気自動車

2013年02月25日

BlueCar

2009年に始まった Pininfarina and BolloréのEVプロジェクトのその後。



いよいよ個人向けの販売が開始される模様です。残念なのはデザインが少々変更されていることです。元々のデザインもコンセプトカーの割には現実的ですぐに量産化出来そうなもので、けっこう好きなデザインでした。市販バージョンはよりおとなしく、その辺によくある小型車になってしまいました。それでもPininfarina氏のデザインはスッキッとしたものではあります。

コンセプトカーの時は屋根にはソーラパネルが張られていたのですが、コストを抑えるためかそれのないものになっています。

性能的には日産リーフのように車載PCとGPSを組み合わせ電力管理が出来るようです。サイズはAセグメントで車幅1700mm、車長1650mm、車高1610mmです。バッテリーは30kWhで一充電の走行可能距離は約250km、モーター出力は定格35kW最高50kW。最高速度はリミッターで110kmhに設定されています。

個人販売を開始するとはいえ、バッテリーはレンタルリース方式です。本体価格は19000ユーロで、現地では7000ユーロの補助金がつく模様です。詳しくはBlueCarサイトへ。

  


Posted by 神前あそん at 13:33Comments(0)電気自動車

2013年02月24日

燃料電池車

燃料電池車(FCV)の開発をめぐり、自動車メーカーの合従連衡が活発化している。



トヨタ自動車と独BMWとの提携に続き、日産自動車も独ダイムラー、米フォード・モーターと共同開発することで合意した。電気自動車(EV)市場が世界で伸び悩む中、各社がFCVに傾斜を強めている格好だ。燃料となる水素の充填(じゅうてん)方式などの国際規格を連合形成で優位に進めたい狙いもある。livedoor News


仮にFCVが一挙に高性能化低価格化してもEV以上にインフラの整備が必要なので、本格普及が3~5年早まるというのは希望的観測ではないかと思います。仮にその5年のうちにリチウムなどバッテリーの高性能化低価格化が進めば自宅で充電可能なEVが優位に立つことになるかもしれませんね。FCVが普及するには性能や価格のほか、例えば、ガスのカセットボンベみたいに水素が扱えるようになれば面白いと思います。家庭でも充填できるなら普及は進むかも?

とりあえずはバッテリーはほとんど積まず、発電用エンジンを積んで発電しながら電気モーターを回すというのはどうだろう?低燃費エコカーってことで・・・多分、これでもガソリン車の1.5~2倍の走行が可能ではないかと思います。

  
タグ :EVFCV


Posted by 神前あそん at 09:38Comments(0)電気自動車

2013年02月20日

EVカンファレンス2013

レスポンスRESPONSEのメルマガにEVカンファレンス2013の案内がありました。



講演の主な内容:

・米国においてのEV推進策や消費者の観点、自動車メーカーの観点、
 米国政府の方針、車載バッテリーの価格
・米国のEVドライバーの特性
・EV充電インフラの構成
・EV充電設置場所それぞれのビジネスケースの紹介

ここにアクセスすると音声ファイルと講演資料がゲット出来ます。

  


Posted by 神前あそん at 12:08Comments(0)電気自動車

2013年02月16日

グレート・アジア・リンク社のEV

インドネシアで5月を目処に国産EV4車種発売、ジャワの地場製造会社。



国産電気自動車(EV)製造の気運が高まる中、地場の自動車部品会社が、電気自動車4車種の販売を5月をめどに開始すると明らかにした。充電スタンドの設置も遅れており、普及への道は遠そうですが、財政を圧迫する補助金付きガソリンの消費量削減を目指す政府は優遇税制を策定し、生産・販売を後押しする方針。じゃかるた新聞

性能は6時間の充電で120km走行可能とのことで、日本円で約100万円。車種はピックアップ、SUV、MPV、コンパクトカー。

充電スタンドの普及には製作の後押しが必要ですが、急速なモーターリぜーション化でGS自体が足りていないという事情が、EVの普及にポジティブ、ネガティブの両方に関わるかも知れませんね。

  


Posted by 神前あそん at 13:08Comments(0)電気自動車

2013年02月16日

EV7で日本一周

急速充電できる設備が各地にあることを周知する目的で日本一周。



八戸市沼館の自動車整備業「東北自動車」(中里明光社長)が製作した電気自動車(EV)が4~6月、日本EVクラブ(舘内端代表)の企画で日本一周の旅をする。車は、同市内で開かれた「ものづくり産業技術フェア」に展示され、来場者の注目を集めた。YOMIURI

車は、英国製スポーツカー「ケーターハム・スーパーセブン」の車体に、東芝製のリチウムイオン電池を搭載。20分~30分の急速充電1回で、約200キロ走行できるという。

画像を見る限りはバッテリーを除き汎用部品の組み合わせのような気がします。中里氏が小さくてコンバートが難しかったというように、案外ごちゃごちゃとしています。推測するに、バッテリーは見えない下側にもあるのではないかと思います。どちらかというと7は長距離を走る車ではないと思うのですが、その7で日本一周ということでけっこう期待しています。東芝バッテリーの特性で充電時間が短く、一日の走行距離も案外稼げるのではないでしょうか。

  


Posted by 神前あそん at 09:14Comments(0)電気自動車

2013年02月15日

EV全米販売台数

日本メーカー製EV4車種の1月の全米販売実績発表。



日産『リーフ』、三菱『i-MiEV』(米国名:『i』)、ホンダ『フィットEV』、トヨタ『RAV4 EV』。この4台の日本製EVについて、1月の米国販売実績がまとまった。Response

1月のリーフの米国販売台数は650台。前年同月比は3.8%減と、4か月ぶりに前年実績を下回った。その他のメーカーでは数台とか数十台のレベルです。三菱i-MiEVは12年1月にリリースして、月30台のレベルで推移してきました。11月42台、12月70台と来て1月は大躍進の257台。それでも257台です・・・

TOYOTAのRAV4は25台。12年9月投入からトータル217台。HONDAのFitEVはカリフォルニア州のみの販売で1月は8台でした。今後は販売エリアを増やすとか。

EVの普及は全米での売上で分かる気がします。日本やユーロ圏と比べ走行距離が必要な米国での普及が促進される理由があれば、その他の地域での普及は難しくはないのではと思うのであります。これとは別に、今回のとてつもない大気汚染を考えると中国でのEV普及は一挙に進む可能性がありますね。

TOYOTA RAV4EV
  


Posted by 神前あそん at 09:27Comments(0)電気自動車

2013年02月14日

シボレー・スパークEV

GMはジュネーブモーターショー13において『スパークEV』を欧州初公開と発表した。



スパークEVは2012年11月、ロサンゼルスモーターショー12でワールドプレミア。小型5ドアハッチバックの『スパーク』をベースに開発されたEVだ。

EVパワートレインは、GMが独自開発。モーターは最大出力130ps、最大トルク55.3kgmを引き出す。強力なトルクのおかげで、0-100km/h加速は8.5秒以下の実力。GMは、「クラス最高レベルの加速性能」と説明する。Response

「コンボ方式」を初めて導入。80%のバッテリー容量なら、約20分で充電できる。

  


Posted by 神前あそん at 18:08Comments(0)電気自動車

2013年02月14日

小田急EV専用駐車場

小田急、新百合ケ丘駅に「電気自動車(EV)専用月極駐車スペース」を開設。


小田急電鉄は2月15日、小田急新百合ケ丘北口駐車場に電気自動車(EV)用普通充電器を設置した「電気自動車専用月極駐車スペース」を開設すると発表した。Response

月極利用料金は3万1500円(消費税・電気使用料金込み)とのことで、この辺りでは機械式駐車スペースが12000~15000円程度、平面が12000~20000円程度なので少々割高かも知れませんね。もう少し安ければと思いますが、当然充電設備併設なので便利ではありますね。

  


Posted by 神前あそん at 09:05Comments(0)電気自動車

2013年02月13日

急速充電設備

経済産業省は平成26年度までに急速充電器を約3万6千基集中導入計画。



経済産業省は平成26年度までに電気自動車(EV)の急速充電器を全国のガソリンスタンド数に匹敵する約3万6千基にするなど集中的に導入する計画をまとめた。32年までに急速充電器を5千基導入する従来目標を大幅に上方修正した。普通充電器を合わせ約10万基の充電器を整備し、EV普及を後押しする。MSN

GS難民が増える中、EVの普及の後押しにはなると思いますが、果たしてユーザーは電欠のみを憂慮して購入を躊躇しているかというと疑問に思います。長距離は公共交通で近場はEVや超小型自動車というコンセンサスがあり、かつEVが更にお求め安い価格にならないと難しいのではないかと思います。

EVの高性能化(主にバッテリー関連)し普及するスピードが遅ければ急速充電設備の多くが無駄になるという恐れもあります。急速充電設備が水素ステーションになったりするかも知れません。

バッテリーの高性能低価格化が進み、EV用パーツの汎用化低価格化が進まないことには、コンバートEVも趣味の域を超えられないと思うのであります。旧車とか趣味性の高い車をEVにコンバートするのは価値があると思います。しかし、ボロボロの軽自動車をEVコンバートすることに価値を見出すのは難しいのではないでしょうか?費用が小さければそれなりの意義はあるとは思いますが。

ということで、B787でリチウム問題が発生していますが、ますますの高性能化と低価格化を望みます。技術者の皆様よろしくお願いします。

  


Posted by 神前あそん at 09:41Comments(0)電気自動車

2013年02月10日

失速するEV

失速するほど販売されていたわけではないのにこういった論調が増えています。



21世紀の「究極のエコカー」と期待された電気自動車(EV)が「失速」状態に陥っている。10年ほど前には「いずれEVの天下が来る」と予想されたが、日本だけでなく欧米を含めて予想は外れ、一部には「結局“あだ花”に終わるのではないか」といった悲観論さえも出てきた。ZAKZAK

記事でもあるように、期待値が下がったというのが本当のところでしょう。第一の問題は走行距離ではなくバッテリーが高額であるということでしょう。ファーストカーの価格でセカンドカーで使用する程度の走行可能距離ですから、走行距離の問題もあるにはあるとは思います。今後充電設備はどんどん増えていきますが、基本は自宅充電ですしセカンドカーなら100km走ることが出来れば十分・・といえます。

仮にバッテリー価格が1kWhあたり150円程度であれば、燃料費を先払いしたと考えても十分なお釣りが来ることになります。もちろん、価格だけではなく重量や充電時間の短時間化も必要ではあります。現状のまま沢山のバッテリーを積んだら、充電時間は一晩で満充電できませんし、来るもの重量も重くなりすぎますからね。

ということで、バッテリーのますますの高性能化低価格化が必要ということでしょう。私的には高性能な発電機を搭載したレンジエクステンダー型のEV、PHEVが当分の解決方法ではないかと思います。当分HVで十分という論調と近いものではありますが、エンジンの発電機流用ではなく専用の発電機のほうが効率も高く、価格も低価格化できるのではないかと思います。

場合によってはEVの普及を飛ばして燃料電池車になる可能性も否定できませんが、いずれの場合も動力の部分はEVと同じなので問題はないと思うのであります。ということで、電池だけではなく、高性能な発電機の開発が待たれます。

  


Posted by 神前あそん at 10:42Comments(0)電気自動車

2013年02月08日

コンバートFCV

コンバートEVの歴史はフォークリフトから始まったといっても良いと思います。



フォークリフト用のモーターを自動車に移植してEVを自作する。そんな感じでコンバートEVの歴史が始まったのではないかと思っています。次はコンバートFCVの時代が来るのか?!と思う発表です。

豊田自動織機は、経済産業省と北九州市が進める「北九州スマートコミュニティ創造事業」の一環として、2012年12月から、新開発の燃料電池フォークリフトによる実証実験を開始した。Response

燃料電池フォークリフトは、作業性においても、約3分で燃料充填を行い、充電や電池交換なしで連続稼働が可能となることから、電動フォークリフトと比較して稼働効率の大幅な向上を図ることができる。

2005年にFCVのプロトタイプが発表されたが、それ以降次世代フォークリフトの研究が進められたとのことです。やっぱ、トヨタはすんげ~ねと思うところです。今回の燃料電池は連続8kW、最大出力32kW、システム電圧48Vとのことです。

ということで、小型のコンバートFCVに期待が馳せるわけです。

  
タグ :EVFCV


Posted by 神前あそん at 09:50Comments(0)電気自動車

2013年02月03日

EV充電器

EV普及は各国の事情は違いますが、一段のスピード感が必要だと思うのであります。



各国とも充電インフラを増やすことを掲げています。NIKKEI たしかに充電インフラの増加はEV普及に果たす役目は大きいと思います。ただ、EVをガソリン車と同じ使い方をするにはまだ多くの時間が必要だと思います。


GSの廃業で、GS過疎地問題が今後ますます語られていくことになるでしょう。今回の廃業の大きな理由は消防法によるところが大きいですが、それはGS経営が儲からないということです。燃費の良い自動車が増え、増え多分の燃費で離れた場所のGSまで給油に行くとか本末転倒ですね。(笑)

GS過疎地といえば、GSのみならず過疎地であることが多いのですが、例えば4駆の軽トラなどがガソリン車並の価格で購入できるならEVの普及はかなり進むと思います。オイル交換はないし、税金は安いし、自宅で充電できるし。多分、一充電走行可能距離で100~150km、暖房使用時で80~100km走行可能であれば問題はないと思います。来年度の次世代自動車補助金はどうなるか不明ですが、GS過疎地での軽トラEV購入は別枠で考えて欲しいなと思うのであります。

当地でも1月31日を持って廃業したGSがいくつかあります。GSまで片道15km程度の場所も増えました。EVは自宅充電が基本です。わざわざ給油に出かけなくても良い・・・ということで、コンバートEVも含め軽トラ4駆EVへの補助金の拡充を希望します。

  


Posted by 神前あそん at 13:21Comments(0)電気自動車

2013年02月03日

EV Owners Club

EVオーナーやEVの購入を検討されている方のコミュニケーションサイト開設。



電気自動車(EV)オーナー同士、またEVの購入を検討している潜在ユーザーのコミュニケーションの場(SNSサイト)として、さらにEV関連の最新情報やオーナーの体験談、EVコンテンツなど充実した内容になっております。EV Owners Club

  


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2013年02月01日

FIATリーフ?

イタリア北部のピエモンテ州とFIAT研究センターの共同製作『フィッラ』(Phylla)



『フィッラ』(Phylla)は古代ギリシャ語で「葉」を意味します。ということでイタリアのリーフ・・・記憶を辿り情報を探し出しました。

フィッラはピエモンテ州がスポンサーとなり、フィアット研究センター、トリノ工科大学、IEDデザイン学校などが参画して企画された。Response

ピエモンテ州は将来フィッラを、カーシェアリングや商業利用のバンシェアリングに活用したい考えだ。また、空港、駅、病院、観光地など限られた公共スペース内での使用も視野に入れている。とのことですが、未だに発表がないようです。FIATはEVには積極的ではないので州の事情で遅れている、もしくはいわゆるペンディング・・ということかも知れません。

ソーラー利用は別にしてEVとしての実力はありそうに思うのですが、そのうち販売されるのかも知れません。その場合でもFIAT自身ではなく関連会社や子会社、EV専用販売会社を立ち上げるとかもあるかも知れませんね。

  


Posted by 神前あそん at 09:01Comments(0)電気自動車

2013年01月30日

GS過疎地増加

消防法の改正で日本中からガソリンスタンド(GS)がどんどん減っている。



設置から40年以上経過した地下タンクは1.タンク交換 2.強化プラスチックでの内面コーティング 3.油漏れ探知器の設置などを施さなければならない、ことになったのだ。消防庁の調べによると、設置から地下タンクが40年以上経過したGSが全国に約4万3000店あり、このうち、対策を施しているのは3割に満たないという。対策をとっていなければ、今年2月以降は、営業が認められなくなる。すでに地方では、家から半径5km以内にGSが1軒もない地域が続出しているという。都会に比べて、鉄道やバスなどの交通網が整備されていない地方に暮らす人にとっては、ある意味、死活問題だ。@DIME

代替燃料(藻由来の油などなど)はGSが無くなると給油できないことになります。発電所で燃やして電機として利用することが現実になるかも知れません。天然ガスも同じです。燃料電池への燃料供給は小規模な施設でも可能ですが、水素ステーションとなるといろいろとハードルが高いと思います。

せっかく燃費の良い車が増えてきているのに、燃料を入れに行くのにせっかく向上した燃費の分を使用するのでは本末転倒ではないかと思うのであります。で、EVが注目されるかというと、まだまだ高額であることが大きなネックです。安全性についても実際に事故が起こっていないわけで高圧電力は不安の一つでもあります。

EVは充電に時間がかかりますが、基本自宅充電であることを考えればまだ少ない充電設備でも普及率から考えれば問題はない気がします。燃料電池も水素直接ではなくガスを供給するとか、天然ガス車を増やして自宅でガス充填とか・・・危険が危ないか?(笑)

しかし、燃費の良い車が増えればこれもまたGSの減少に拍車をかけるかも知れません。痛し痒しです。ということで、自宅で充電、充填できる自動車、特にEVをより発展させるしかないのかも知れません。航空機がらみでリチウムバッテリーの不安が出るかも知れませんが、よりいっそうの開発を望みます。

  


Posted by 神前あそん at 11:30Comments(0)電気自動車

2013年01月30日

PSA VeLV

PSAプジョーシトロエンは1月22日、先進技術発表会において、『VeLV』を初公開。



もともとVeLVは2011年9月、『VELV』として披露。PSAプジョーシトロエンが、フランス政府の環境エネルギー管理庁と共同開発した都市型小型EVの提案だった。今回のVeLVは、その進化形にあたる。

VeLVでは、ボディパネルをアグレッシブなデザインに変更。三輪の小型EVというコンセプトはそのままに、いっそう人目を引くデザインが追求された。ボディサイズは、全長がわずか2810mm。車両重量は700kg以下と軽量で、3名が乗車できる。Response

やはり軽量化が性能向上に寄与することは明白なようです。8.5kWhのバッテリーで最高速度110km/hと一充電航続距離100kmは、バッテリー価格との兼ね合いでもっと積んで走行距離を増やすことも出来ますね。ただ、この画像を見る限り3輪にこだわる必要がないような気がします。3輪ぽい4輪ですし・・・

  


Posted by 神前あそん at 10:56Comments(0)電気自動車